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満洲事変、日中戦争、第2次世界大戦、1940年代生まれ太平洋戦争昭和の初めの戦争
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盧溝橋、七七、通州事件、南京虐殺の通説
1937年(昭和12年)7月7日、盧溝橋事件、七七事変が起きて、日中戦争開始。
7月29日、中国の部隊が日本人居留民を抹殺する「通州事件」が起きた。日本軍の南京占領はそのあとで、南京陥落(12月13日)後、人口が増えたにもかかわらず、「終戦」後になってから「南京大虐殺」があったという説が出たらしい。

 

通州事件を中心に扱った映画は観たことがない。南京に関しては早乙女愛出演で『南京大屠殺』があった。内容を観ると、中国側の反日運動(という武力闘争、ゲリラ戦、テロ行為)が日本軍による反撃を生んだことがわかり、また、日本軍は戦争を終わらせるために鎮圧を考えていた可能性がある。日本と中国が反目しあうことで、中国にいる日本人、または結婚した日本人と中国人、その子供たちが、一番、被害を受けることである。

 

また、最初から何十万も殺すつもりなら、焼夷弾や原爆を落とすはずで(是非はともかく)、一々、刀や銃の「手作業」であれば、軍が間抜けであり、軍人個人の暴走か、あるいは、抵抗して来そうな中国人を日本軍が処罰していたら、すごい数になっただけというように見える。

 

大量殺人は、始皇帝もやり、始皇帝の死後、彼を敵視していた側もやったらしい。織田信長も延暦寺で同じようなことをやったし、アメリカ大陸を「開拓」していた白人もやった。これを反省するには全人類が60億總懺悔をせねばならない。

 

赤穗浪士の吉良邸侵入、虐殺を正当化する論で決まって出てくるのが「喧嘩両成敗」だが、それなら日本のやった戦争でも、相手国が「抗日戦争」をした罪、責任がある。
日本の場合、戦争で日本人が被害に遭った場合、直接の加害者であったアメリカ人、中国人、ロシア人などの責任を考えず、自国、日本政府の責任を問う声が多く出てくる。

 

もし、中国人がこの点で日本人と同じ国民性を持ったら、日中戦争での中国人の犠牲は自国民を捨てた中国政府のせいということになり、抗日戦争での中国人民への賠償と謝罪を中国政府がすることになる。実際はそうではなく、中国人はとにかく、戦争は相手がいるもので、自国の被害は相手のせいだということをわきまえており、日本人もこの考えは少し、見習うべきであろう。

 

映画『南京大屠殺』では、日本兵の中に台湾人がおり、中国大陸人を逃がそうとしていた。日本内地の兵士が普段は「台湾は日本の領土だから(台湾人は日本人だ)」と言いながら、その台湾人(台湾系日本人)が死ぬと、途端に「よそ者」扱いする場面があった。日本で中国製品を全否定しようとする意見があるが、それなら、なぜ満洲と台湾を「日本領」にしたのか、そこを考えてみる必要がある。

 

早乙女愛が演じた日本人女性は、日本兵に対し、自分やむすめが日本人であることを言って、自分たちを守っていたが、本来なら、「相手が日本人だろうと中国人だろうと、人を殺すのはやめてください」と言うべきであった。

 

2008年3月、チベットでの死傷者の数は誰が發表するかで異なる。1937年の南京での犠牲者の数に諸説あるのも当然で、そもそも、裁判でも被告と原告で事件に関する見解が異なる。歴史観とはそういうものだ。

 

 

補足
『南京大屠殺』で早乙女愛が演じた日本人女性は周りがシナ人だと日本人であることを隠す必要があったが、日本軍がくると日本人であることを言わないと逆に危険だった。
2012年秋の中国での反日暴動では、日本車に乗っている人は自分が中国人であることを国旗で証明しないといけなくなっていた。こういうシナ人の暴力的な国民性を考えると、日本軍が1937年当時、シナによる反日運動を警戒したとしても不思議はない。
中国人(シナ人)の暴力性がメディアで連日報道されると、多くの日本人は(特にインターネットで)中国を「シナ」「支那」と表現するだろう。「支那」が中国への蔑称であるということは中国を侮蔑する人は「支那」を使うべきだという意味になるからだ。

 

 

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