794年から平安時代である。

再び(?)「悟空」が天竺から経を持ち帰った
悟空といえば『西遊記』の孫悟空だが、人間の僧で「車悟空(現代北京音Chē Wù-kōng)」という僧侶がいた。
Wikipediaによると、この悟空は731年生まれで、インドにつくまでは僧ではなかった模様。753年にガンダーラにつき、インドに留まって現地で出家。789年に帰国し、没年不詳らしい。


映画『王妃の紋章』(2008年4月公開)は唐代末期を扱っている。

907年に唐が滅亡。

『竹取物語』によると、日本では奈良時代から平安時代にかけて、月から来た異星人「かぐや姫」が地球で育ち、月に帰還したらしい。のちに彼女の故郷を「かぐや」という探査機が調査することになる。ちなみに、中国の月探査機「嫦娥(Cháng'é)」も月の女神の名で、別名「姮娥(Héng'é)」。『西遊記』天界編で出てくる。

『陰陽師(おんみょうじ←*おむやうじ)』も平安時代を描いている。
登場人物は源博雅(みなもとのひろまさ、918?~980)、安倍晴明(あべのせいめい、921~1005)など。

「侵略」されても国を奪えばいい
926年、契丹)によって、渤海が滅んだ。
935年、新羅が滅び、 高麗(かうらい→こうらい、Koryeo)が朝鮮を統一。高麗を高句麗の復活と見れば、新羅は高句麗を飲み込んだはずが、次に、中から逆に高麗によって飲み込まれたことになる。企業の逆買収(パックマン・ディフェンス)に近い。シナも清代に満洲によって支配されたが、逆に清の領土を中華民国にした。もし、韓国が日韓併合のあとに中から日本全体を「韓国」に作り変えていたら拉致問題も竹島問題もなかっただろうが、そうせず、冷戦が始まったときに独立=分断を試みた朝鮮民族は南北分断をもたらし、冷戦が終わって十数年たっても統一できないでいる。

高麗は1392年に滅亡したが、「高麗(Koryeo)」は西洋でKoreaになっており、西洋人の言語感覚では「高麗」は現在も滅んでいないことになる。

『羅生門』も平安時代が舞台。

『竹取物語』のかぐや姫については第43話「かぐや姫は美人だペッチャ」で扱われているが、時代設定がはっきりしない。かぐや姫と周圍の人たちの服装から奈良~平安時代のように見えるが、『タイムボカン』のスタッフは時代設定を重視していなかったようである。
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