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地球誕生~古生代~中生代、中生代末~新生代、古代帝国始皇帝項羽と劉邦


6500万年前に恐竜は滅亡、一部は人類誕生後も存続
 恐竜が栄えた時代は6500万年前に終わった。
 恐竜の絶滅は「彗星の衝突による」との説が有力である。ディズニー映画『ダイナソー(Dinosaur)』によると、当時、彗星衝突直後、一部の恐竜が群れをなしてオアシスを探す旅に出たようで、このときから哺乳類のキツネザルがいたことになっている。

 また、『ドラえもん・のび太と竜の騎士』によると、恐竜の一部が地下に逃れ、地上に人類が出現する時代まで、地下で進化していたらしい。ドラえもんたちは「ほんやくコンニャク」という体内摂取型の自動翻譯装置(食品)で、恐竜人間と意思疎通をした。このコンニャクは音声入力および出力のできる電子会話帳の進化したものだろうが、竜人のことばや現代ドイツ語だけでなく、7万年前の人類のことば、平安時代の日本人のことばもインプットされていたらしい。驚くべき高機能だが、日本語を話すドラえもんの電子頭脳にこの翻譯機能がインプットされていないのは不思議である。ドラえもんは猫の鳴き声は理解できるが、犬の鳴き声になると「動物語ヘッドホン」に頼る。現代社会では犬の鳴き声から犬の心裏を読み取り、文字化する機械がある。

 漫画に出てくる「原始時代」は石器時代人と恐竜が同居している場合が多く、人類が中生代からいたのか、恐竜が新生代まで生存していたか、そこは不明。
 石森章太郎(のちの石ノ森~)の『原始少年リュウ』によると、石器時代にも恐竜など中生代の爬虫類がいたらしく、「人類が誕生したとき、恐竜はいなかった」という定説を覆している。地下の「恐竜帝国」から一部が地上に舞い戻っていたか。
 『Dr.スランプ』によると原始時代にはライター(lighter、点火器)も持ち込まれた。原始人はそれを面白がっていたが、内部の燃料がなくなれば役に立たない。文明の利器とはそれを支える社会のシステムなしには成り立たないことの証明である。

 『ドラえもん』の「石器時代の王さまに」では、のび太がタイムマシンで10万年前の石器時代を訪れ、英雄になろうとするが、持ってきた20世紀の道具が役に立たず、逆に現地の子供のペットにされそうになる。巨大なマンモスに襲われたところを最終的にドラえもんに助けられ、石器時代の人たちはドラえもんを王より偉い「神」としてもてなした。この時代の地球には、のび太の先祖、スネ夫の先祖(スネル)、静香の先祖、ジャイアンの祖先らしき人間もいた。

 園山俊二の『はじめ人間ギャートルズ』によると、石器時代の人間はマンモスの肉が主食だったらしい。また、当時の人間はサル(猿または猴)に果物を食わせ、吐き出させて酒を造っており、石の貨幣もできていた。
 そして、『ドラえもん・のび太の日本誕生』によると、今から7万年ほど前、日本列島が大陸と地続きだったころの東アジアに住んでいたヒカリ族がドラえもん、のび太と遭遇、日本人の先祖になったらしい。「明石原人」がこの時代にあたり、実際は原人と新人の間の旧人に属する模様。作中では日本における旧人は滅んでいて、今の日本人の先祖はヒカリ族の末裔らしい。

 『紀元前1万年(10,000BC)』は2008年4月公開の映画。
 細川智栄子あんど芙~みんの漫画『王家の紋章』は20~21世紀の人間が古代エジプトにタイムスリップする話。

補足
『のび太の竜の騎士』によると6500万年前、彗星衝突の際、ドラえもんたちが一部の恐竜を地下シェルターに避難させた。
縄文時代にはハム―ジャ王国とムー帝国が存在し、さらに、日本にはトトロが生息していた可能性がある。

『クレオパトラ』
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クレオパトラ 里中満智子で検索
2009年1月17日


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2008年9/12