1990年ごろ、西丸震哉(にしまるしんや)という人が食生態学の視点から「1959年(昭和34年)以降に生まれた日本人は平均寿命が41歳になる」と主張した。この本が出てから18年になる。


西丸震哉はどう説明するだろうか。

それで、乳幼児の死亡率は日本が先進国で最悪らしい。大人が子供を殺すご時勢。
日本全体が「人間は不要」と言っているようだ。
└→41歳寿命説の真偽II

1959年に生まれた人が41歳になったのは西暦2000年(平成12年)である。2008年現在、日本の平均寿命はまだ上昇中。
日本人の平均余命
www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life04/1.html

ちなみに、天璋院篤姫(陰暦1835/陽暦1836~1883)は数え年49歳、満48歳で没。
小松帯刀(1835~1870)は数え年35歳、満36歳で没した。

2011年、福島第1原發事故のあと、「関東の幼児の80%は40歳まで生きられない」という怪情報がネットで擴散しているらしい。21年前の「41歳寿命説」はもう忘れ去られているか。
倖田來未は「35歳過ぎると羊水が腐る」説を一切訂正せず、ベトナムで日越友好の合同コンサートに参加している。
情報の裏を取ることは必要だが、人間が自らの住む環境を破壊してきたことは確かである。

41歳寿命説の真偽III
└→平均寿命のおよそ半分、または半分に満たないケースなので、病気のほか、事故死や自殺が目立つ。はたして、これらが西丸氏の言う「平均寿命41歳」によるものなのか。
木藤亜也氏の場合、妹2名、弟2名は健康上、問題ないようで、世代の問題とも言いがたい。

2004年10月23日の新潟県中越地震で救出された皆川優太君は2013年度で小6。優太君の母の貴子さんは2004年の地震で39歳で他界。推定すると1965年10月23日の時点では0歳だったことになる。

かかずゆみの夫は2009年末か2010年初め(2013年6月1日から3箇月半前)に亡くなったようで、この夫はかかずゆみの中学の同級生らしい。かかずゆみは1973年6月18日生まれなのので、かかずゆみの夫は享年36歳だったのだろう。
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