平成31年BLOG
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「日韓併合、補足」
Y!Blog
日韓併合
2008/9/14(日) 午後 5:18
安重根による伊藤博文暗殺について
2008/9/4(木) 午前 11:38
2009年は安重根が伊藤博文を暗殺して100年である。
伊藤博文は1841年生まれ。アヘン戦争の最中、ジョン万次郎が無人島に漂着し、鳥居耀蔵が南町奉行に就任したときに生まれた。西郷隆盛は1827年(陽暦では翌年)生まれ、大久保利通は1830年生まれ、桂小五郎こと木戸孝允は1833年生まれ、坂本龍馬は1835年(陽暦では翌年)生まれなので、幕末~明治維新の有名人の中では伊藤博文は若手であった。
2008年12月28日
「安重根(Yahoo!辞書、Wikipedia日、朝、英、露、佛、印尼、芬、波、漢)による伊藤博文暗殺が日韓併合を招いた」という説がある。
これに対して、「安重根が伊藤博文を暗殺する前から、日韓併合は決定されていた」という反論がある。しかし、そうだとすると、安重根が伊藤博文を暗殺したときは日韓併合が決定時効だったわけだから、安重根のしたことは、もはや日韓併合を防ぐ効力はなく、ただの人殺しだったということになり、この殺人行為には辯解の余地は全くない。そもそも、暗殺自体が殺人であり、犯罪なのだが、安重根のしたことには「独立運動」という要素すらもなくなっていたわけだ。本人はそのつもりだったかも知れないが、背景と結果から見ればそうである。
近代国家の場合、相当な独裁政権でない限り、国の方針は議会で決定されており、トップが一人死んでも、その遺志を継ぐ者がトップの座に着くだけで、国の方針が余り変わらない場合が多い。
ここで江戸時代を考える。
日本の近代がいつの時代からかということに関しては 江戸時代は「近世」か? を参照。
暗殺ではないが徳川綱吉の場合、彼がおこなった生類憐みの令は綱吉没後、綱吉自身の葬儀よりも早く廃止された。
1854年、糸井貢が若年寄の松平玄蕃頭を暗殺しようとした際、松平は「私を殺せば日本の夜明けが遅れるぞ」と言った。しかし、松平が暗殺されても開国の流れは変わらなかったはず。
日米和親条約締結の際、中村主水が横浜の日米会談の警護を担当した。その4年後、今度は日米修好通商条約が調印された。主水はこのとき、日米親善野球大会を担当した。
井伊直弼の場合、暗殺されたのは、彼が進めた日米通商条約や安政の大獄(辞書、Wikipedia)、公武合体への反撥によるものだろうが、桜田門外の変のあと、変わったのは安政の大獄で謹慎となっていた者の釋放くらいで、和宮と将軍の結婚はおこなわれたし、開国の流れも変わらなかった(井伊大老が公武合体を進めていたというのは大河『篤姫』による)。
補足
安重根の場合、明らかに計画的な犯行だったが、某テレビ番組で観た記憶では、安重根の辯護士が「安重根は伊藤博文に対する誤解から、一時的な感情で犯行を犯した」と主張した。これは吉良上野介に斬りつけた浅野内匠頭に対し、目付けが「乱心でござろうな」と念を押したのと同じで、現代で言えば「責任能力の缺如」を理由にして犯人を無罪、または減刑にしてもらう策である。しかし、安重根はそれを拒否し、自分の主張を演説しまくって、処刑されたらしい。
浅野内匠頭も「乱心ではない」として切腹の道を選んだ。遺憾ながら、今の法廷ではそういう信念を貫き通す人間がほとんどいない。辯護士の入れ智慧で、「殺意がなかった」、「精神喪失状態」で逃げる者ばかりであり、なにが正しく、何が悪いかが、法廷という茶番劇の場ではそっちのけになっている。
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参照
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朝鮮出兵がもし「成功」していたら
安重根による伊藤博文暗殺について
2008年~2009年――『未来少年コナン』『ドラえもん』『LOST MEMORIES』
ハレー彗星、辛亥革命、タイタニックの悲劇
日韓併合・補足(代案のない批判は無意味であるII)
日韓併合の是非は一般論か具体論かI
石原都知事「日韓併合は公平だったと聴いた」
20世紀前半前後と21世紀前半前後比較年表
2008年9月前半
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