巨人の仕事

巨人の仕事

ただひたすら

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段ボールの原紙を機械に備え付けていくその仕事、
年末に大量の受注があった。
残業が重なる。
その部署は無口なぶっきらぼうな社員が機械のオペレーションをして、
派遣社員の私が補佐する形でやっている。
作業はこの機械に集中した。
何度も何度も、原紙を投入する私をしり目に、
他の社員、パートも帰ってしまう。
自分の部署が終わってしまえば、さっさと帰途に就く。
私とそのぶっきらぼうな社員二人が最後まで残って作業をしてた。

そして私は肩を壊すこととなった。


担々と仕事はこなす。
その自分んがいた時間分だけ給与が払われる。
それで充分ではないか。
そう思った。

それで生活できているわけであるから。
おれでいい。

少し残業が増える。
そうするとその月の給与が増える。
それが派遣労働者である。

働いた時間の分だけ、
自分の収入になる。

何も考えることはない。

何も考えることはない。

目の前の、与えられた仕事だけこなしていっれば、
それで自分の給与が保障されるわけだから、
それだけしていればいい。

ただそれだけだ。
他に何もないだろう。

それはそれで単調ながらタンタンとできる仕事であった。
のどか。
ストレスは少ない。
地元の主婦と雑談を重ねながら、その場にいればいい。
気楽な仕事であった。

その時の自分は菜なに?

その場にいる笑顔のお兄さん。

相槌を打っていればそれで済む。

その場の雰囲気を乱さない。

それが最優先。