細見恭司 ㈱第一建設 ホテルアカデミー学長さんのプロフィールページ

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54歳でステージ4の子宮体がんに。その少し前からほっそりして、カッコいいファッションが似合うようになったと喜んでいたのですが、仕事疲れで胃腸の調子が悪かったので胃腸科を予約したんです。すると、4日連続で「胃腸科に行くな」と夢を見ました。たまたまその後、婦人科の医師との食事会があり、「婦人科の検査を受けたことがない」と言うと、「50代でそれはダメです」と、検査していただくことに。

そこでがんが見つかり、肺にまで転移していることが発覚。死ぬのか生きられるのかと聞くと「五分五分」との答え。「即、抗がん剤を打ちましょう」と言われ、副作用があることも知らないまま、その日に投与。数日後に決まっていたコマーシャル撮影を終えてから、入院しました。入院前に美容院でシャンプーをしてもらうと、ごそっと髪の毛が抜けてしまって。後でわかったことですが、その最初の1回の抗がん剤が効いて、進行をくい止めることができたそうです。

その後、子宮全摘の大手術。でも絶望感はなかったです。休める喜びのほうが大きくて。舞台、ドラマとかけ持ちしてましたが、スタッフが初めて「どうぞ休んでください」と。後ろめたさもまったくなく、自由になれて最高に幸せでした。