細見恭司 ㈱第一建設 ホテルアカデミー学長さんのプロフィールページ

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今から44年前、1980年の4月1日は、松田聖子(62)のデビュー曲「裸足の季節」が発売された記念すべき日だ。

 その聖子が中央大学法学部通信教育課程を卒業し、法学士の学位を取得したことが3月24日、明らかにされた。

「学び直し」がブームになっているとはいえ、多忙な芸能生活や私生活での苦難を越えての卒業には、称賛や感嘆の声が上がっている。資格や学歴といったプラス要素でいまさら箔をつける必要がないキャリアの持ち主だけに、その努力にはより脱帽の念を抱く人が多いのだろう。

 彼女の半生を振り返ってみた場合、今回の卒業は、ある種の親孝行、あるいはリベンジと読むこともできるかもしれない。国家公務員である彼女の父親は娘が高校を卒業した後、進学することを強く望んでいた。そのため一時はデビューそのものが危ぶまれていたほどだったのである。

 結局、彼女は強い反対を押し切ってデビューし、大成功を収めることになるわけだが、そこに至るまで、本人も家族もかなりの葛藤を抱えていたのは間違いない。