人が職業を選択するとき、

「その仕事が好きだから」という人と

「その仕事が嫌いだから」という人がいます。

 

「え、嫌いだから?」と思われましたか?

 

なぜ「保育者・先生になったか?」を尋ねると、

「子どものころ出会った先生がとっても良くて、

 こんな先生になりたいと思った!」ハート

といった方が多いですね。

あるいは、

「職業体験で、魅力を感じた!」ピンクハート

という方もいます。

 

「先生」に対する「憧れ」からアプローチしている方です グリーンハート

 

ただ、こういう方もいらっしゃるのです。

「子どものころの自分の先生はあんまり良くなくて…

…だから、自分が良い先生になろうと思って…」アセアセ

という方。

あるいは、

「保育士不足とか…少しでも解消したいと思って…」アセアセ

という方。

 

「先生」をめぐる現状の“負の側面”にアプローチしている方です アセアセ

 

あなたは、どちらのアプローチの仕方で、

今の仕事に就いたのでしょうか?

(現実的にはお給料とか働き方といった要素も

 大きく影響するのかもしれませんが…。)

 

私自身は、後者でした アセアセ

誤解のないように、お伝えしておきますが、

私がお世話になった先生方が良くなかった…のではありません。

むしろ、かわいがってくださった先生方ばかりでした。

でも、1人の先生がどうこう、というのではなく、

全体的に「教育って、こんなんでいいのかな?」と疑問を持ったことは確かです。

 

 

どっちでもいいんです OK

ただ、あなたが今のお仕事を続けようかどうか、

迷ったり、悩んだりしているのだったら、

「どっちだったか」ちょっと思い出してみてください キョロキョロ

なにか、ヒントが見つかるかもしれません 流れ星

 

あなたは、どちらのアプローチの仕方で、今の仕事に就いたのでしょうか ?

そして、自分の「こうありたい!」とか「こうしたい!」に

 近づけていけていますか ?

近づけていないとしたら、どうしましょうか… ?

 

 

ちなみに、私が悩んだ時に瞬間的に救いになったのは、

前にご紹介したこの言葉でした。

 

「・・・・・『教えよう』としてかかわることの罪深さを背負いながら、

 やっぱり『よくなってほしい』と訴えていく・・・・・」

 

2024-04-06『なぜ「先生」になったの?』↓ここをクリック↓

https://ameblo.jp/kyoikuhoikucarrierconsul/entry-12847110433.html

 

*佐伯胖「雑学で、何が悪い!」

『教育学がわかる。』AERA Mook13、朝日新聞社、1996年