*参考にした本は、最後にご紹介しています

 

『ぐりとぐら』で有名な中川李枝子さんのエッセイ ねずみ

 

中川さんの子どもの頃の数々のエピソード

そして、保育士として子どもとかかわった数々のエピソード

絵本作家としての心意気を感じさせられるすてきなエッセイですラブラブ

 

 子どもは大人に何を求めているのか? 

           どうしてほしいのか?

 

 大人は子どもに何をしてあげたいのか? 

           どうすることが「子どものため」なのか?

 

 「子どものため」と言っておいて、

           それが「自分のため」になってしまっていることはないか?

 

絵本や本を子どもと読むとき、あなたは何を考えて読んでいるでしょうか?

 

 

中川さんは、保育園で働いていたころを振り返って、こう書いています。

「そして、この子たちがたのもしく成長し、卒業していく姿を、まるで自分の手柄のように誇らしく眺めていました。とんだ見当違いでした。」

 

私も、こんな見当違いを犯しそうになったことがあります。

あなたは、どうですか?

 

 

中川李枝子さんのキャリアの重ね方も見習いたい。

 

 

*中川李枝子・山脇百合子(絵)『本・子ども・絵本』文藝春秋(文春文庫)、2018年