*参考にした本は、最後にご紹介しています
年度末と年度初めは「せんせい」との別れと出会いの季節
重松清さんの小説の登場人物には、「せんせい」と「子ども」が多い。
「せんせい」の「生きざま」が、否応なく露わに文章に込められている。
「子ども」の「心のひだ」が、しっくりくる文字のつながりで表現されている。
誰だって自分がしたいことを追っかけていい。
子どもの命を守るって、どういうこと?
私の意図が、あなたにその時わかってもらえなくてもいい。
人を育てる仕事は、成功とか失敗という次元で語れるものではない。
あなたも私も、人間なんです。
あなたの せんせい は、どんな人でしたか?
これから、どんな せんせい に出会いたいですか?
せんせい は、なにをする人なのでしょうね?
*重松清『せんせい。』新潮文庫、平成23年