京都の紅葉【祇王寺】 | 京一花日記帳

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~引き続き、2014年11月22日(土)~




(追記)

お腹が減った私たちは、トロッコ嵐山駅で、この「ひねり大福」を… もっちもち!(・∀・)




遅い昼食は、こちらでいただきました。



「寿楽庵」さんです。

このお店は、有名店のような小ぎれいなお店…とはいえないのですが、、生活感ある感じが、おばあちゃんの家に来たような感じで、私は好きです。母と嵐山へ来たら、いつもここにたどり着きます(笑)



ここに使われているガラスは150年も前のもので、お庭の景色がゆらゆらと見えます。



いただくのは、「湯豆腐定食」です。(1300円)

こちらのお豆腐は、あの有名な嵯峨豆腐「森嘉」さんのものを使っていて、本当に美味しいんですありがちなキラキラ



ぜひ、一度行ってみられてください♪


「壇林寺」の前を歩き、




【祇王寺(ぎおうじ)】

に、やってきました。



ここは、「苔のお寺」として有名だそうです。(母に聞くまで、恥ずかしながら存在を知りませんでした)

祇王寺の「祇王」とは、その昔、平清盛氏の寵愛を受けた白拍子(舞を舞う女性)のお名前だそうです。

やがて清盛氏の心が別の女性へうつり、祇王さんは母・妹とともに、追われるように都を去りました。
そして、もともとは往生院というお寺だったこちらに入り出家したことから、「祇王寺」と呼ばれるようになりました。「悲恋の尼寺」とも言われるそうです。

平家物語にも、このことが描かれているとか。



苔はとても綺麗でしたが、どこかもの悲しい雰囲気が漂うのは、祇王さんの悲恋のためなのでしょうか…





水琴窟の音色が、静かな境内に沁み渡っていきます






祇王寺を出て…

角倉了以氏のお墓があるという「二尊院」、




松尾芭蕉氏のお弟子さんである向井去来氏の草庵「落柿舎(らくししゃ)」の前を通り、






日がどんどん落ちていって…




嵐山での、一日が終わりました…




長々とお付き合いいただき、ありがとうございます。



最終日の、東福寺へつづく…もみじ