一日鎌倉散歩(前篇)瑞泉寺 | 京一花日記帳

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*京都や幕末、日々のことを綴っています。ご訪問ありがとうございます*

今日の夕方、三条大橋の上に、きれいなあかね雲が広がっていました。



今日は、ぐっと冷え込みましたね…!家に帰ると、ほっとします。


さて、東京へ行った10月の最後の週末。初日は、鎌倉を訪ねました。

鎌倉といえば、京都と同じくらい、学生時代からの憧れの場所…

お天気に恵まれて、鎌倉散歩を楽しんできました。


今日は幕末を忘れて、ふつうの女子らしい←旅を…と思っていたそのとき、歴友Yちゃんより、

「鎌倉に行くなら瑞泉寺をお忘れなくね!松陰先生も行ったから!」


・・・よし!まずは瑞泉寺!!

(Yちゃんありがとう!)


鎌倉駅から、



大塔宮行のバスに乗って、終点「大塔宮」で降ります。



大塔宮とは、鎌倉宮という神社のことで、バス停のすぐ横にありました。



でも、時間も限られているので、すぐに瑞泉寺へ向かいます。

この道を、道なりに進んでいきます。お天気がよくて、暑いくらいでした。



気になる誘惑は、ちら見でがまんです。



途中にあった、源頼朝氏が義経氏らの慰霊のために建立した「永福寺」の跡も、ちら見。



水槽の中の熱帯魚みたいなタオルたちも、ちら見。



ちら見。



ちら見・・・のあと、二度見(笑)



可愛いですね♪





バス停から15分ほど歩いて、到着です。




左に並ぶのは梅の木で、2月には、それは綺麗な梅の花を楽しめるそうです。











この階段を上りきると、ありました。「松陰吉田先生留跡碑」



松陰先生は、母方の伯父(竹院上人(ちくいんしょうにん))がこの瑞泉寺の住職をつとめていたことから、
度々こちらを訪ねたそうです。

何を想いながら、この苔の石階段を上られたのでしょうか。


山門をくぐると・・・




そこは、まるで別世界に迷い込んだかのようでした。







シュウメイギク(秋明菊)は終わりかけていましたが、みつばちはまだまだ忙しそう。



まあるいあたまたちがまた、可愛いのです(*^^*)




水戸の黄門さまお手植えと伝わる「冬桜」が、花を開かせていました。




ここ瑞泉寺は、鎌倉時代末期、鎌倉二階堂紅葉ヶ谷の奥に、夢窓国師によって建てられました。


ご本堂



夢窓国師は、すぐれた作庭家としても有名でいらっしゃるそうです。

京都の天龍寺、苔寺の名で知られる西芳寺の庭園も、この夢窓国師の作で、瑞泉寺庭園ともども、国の特別名勝・名勝に指定されています。(hpより)


この本堂の裏に、その夢窓国師のつくられた有名な「名勝 瑞泉寺庭園」があるのですが・・・


なんと、このときの私はそうと知らずに、これで満足して帰ってきてしまいました (´□`。)


また訪れる楽しみができました(笑) 今頃は、燃えるような紅葉を楽しめるのでしょうね…Wハート




(帰り道より)