MacかWindowsか? | べとべとさんの日記

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MacとWindowsどっちを買うべきか?

皆さん!定額給付金は何に使いましたか?

私は10万円の定額給付金でうっかり15万円のMacBook Airを買ってしまいましたニヤニヤ

会社はWindowsなんですけどね滝汗

なんでMacを買ったか、もちろんスタバに持ってってドヤ顔したかったからですが、ケチってAppleCareに入らなかったため、外への持ち出しは厳禁になってしまいました(しくしく)。

そんなこんなでMacとWindowsの両刀使いとなった私ですが、Macを使い始めてはや3ヶ月経ちました。

 

そんな私が、パソコン選びの際に

 

「Macがいいだろうか?Windowsにしておくべきか?」

 

と迷われている多くの方に、一つの考え方を提示させていただきたいと思います。

是非、気楽に読んで参考にしてください。

 

MacとWindowsはどう違うの?

そもそも論として、MacとWindowsは何が違うのでしょうか?

 

最も大きな違いはOS(オペレーションシステム)が違うことです。

 

では、OSとは何でしょうか。

我々がパソコンやスマートフォンを使うためには「アプリ」が必要ですよね。

ただ、ゲーム機みたいにカードを差込んだらアプリ(ゲーム)が自動的にスタートするわけではありません。本来コンピューターは「機械語」という常人には理解不能な言語しか理解できないので、パソコンとアプリと橋渡しをしたり、そもそもパソコンを快適に操作するための土台となるアプリが必要になります。それがOSです。

MacにはMacOSWinsows機にはWindows10最新機の場合)という、それぞれ異なるOSが予めインストールされていて、それが最大の違いになります。

 

MacとWindowsどちらが多く使われているの?

Windows10は色々なメーカーが作ったパソコンにインストールされています。日本では、パナソニック、東芝、NECなどの有名メーカーやマウスコンピューターやドスパラといったいわゆるBTOメーカーに至るまで、多くのメーカーがWindows10を搭載したパソコンを製造しています。

しかしながら、MacOSはアップル1社が作ったパソコンにしか搭載されていません。

これは別に、Windows10が優れているからではなく、アップルが他のメーカーにMacOSの搭載を許可していないからです。

 

ちょうど、スマホのOSであるIOS(iPhoneのOS)とAndroid(iPhone以外のほとんどのスマホのOS)の関係と同じですね。

IOSもまた、iPhoneにしか搭載は許されていません。

 

その必然的結果として、世の中に出回るパソコンの圧倒的多数はWindows機となり、そのシェアは9割にも達します。

 

MacOSとWindowsの中身の違いは

で、肝心のOSの中身はというと、昔は結構色々違ったようですが、両OSがお互いの優れている点を模倣しあって収斂進化的に発展してきた結果、最近はそれほど大きな違いはなくなっています。

ただ、アプリについては、原則としてそれぞれのOS専用となっていて、Windows10のアプリはMacでは動作しませんし、逆もまたしかりです。

 

で、どっちがええねん

ということで、「中身そんなに変わらんのならどっちでもええんちゃうの」という声が聞こえてきそうですが、まぁ、ぶっちゃけその通りです。

ですが、このブログを見て参考にしてくれているような、パソコンにはそれほど詳しくなく素人に毛が生えた程度の人(私もそうです)には、私は、断然Macをおすすめします。

その理由を以下で詳しく述べたいと思います。

Macならどれを買っても安心

これは私レベルの素人には、何気に一番重要なことなんじゃないかと思ってます。

さっき述べた通り、Macはアップル一社でしか製造していません。正直いうと価格は割と高めですが、そのかわりどの機種を買っても一定程度以上のいいパフォーマンスを示してくれるので、そういう意味で素人には安心感があります。

 

Windows機は世界中のメーカーが作っているため、それこそ無数に機種があり、安いものなら新品でも3万円台で買えてしまうものもあります。

ただ、まともなスペックの物を買わないと、えらい目に遭います。すぐ動作がもっさりしたり、アプリがなかなか始まらなかったり、意味不明なグルグルマークがいつまでも回り続けてキー入力を受け付けなくなったりと、うんざりするような現象が連発することになります。

 

こんなことになってしまうと、せっかく買ったパソコンも起動させるのも億劫になって、「リビングのオブジェ化」もしくは「押入れの肥し化」は避けられない状況となってしまいます。

 

で、まともなスペックというものを見極めるのは、これがまた素人には難しいものがあります。

 

手っ取り早いのは家電量販店とかの店員さんに説明してもらうことですが、店員さんも商売なんで、必ずしも用途にぴったりなパソコンの性能を案内してくれるとは限らず、まぁ店にとって一番利益になるパソコンを紹介してくれるわけなんです。(偏見ですね。全国の電気屋さんごめんなさい)

 

パソコンの性能を決定する要素はざっくり言うと以下の通りとなります。

  ①CPUの性能 

  ②GPUの性能

  ③メインメモリの容量

  ④ストレージの種類・容量

  ⑤ディスプレーの性能(解像度・色域)

これらを一個一個理解しようとすると、それなりに調べ物をしなければならず、正直いってめんどくさくて仕方がありません。

だったら、さくっとMacを買っておけば、少なくともハズレはないため、めんどくさくなくていいかなと思うのですよね。

 

操作が楽しい

さっき述べた通り、機能面から言えば、MacもWindowsはそんなに変わりません。

だから程度の差ではあるのですが、チョコチョコ細かい操作ではMacの方が直感的に操作できる印象があってストレスがあんまり溜まりません。

何か、演出もいいんですよね。

例えば、何かのアプリを起動させようとアイコンをクリックすると、起動するまでアイコンがバウンドし続けたりして、あんまり待ち時間が苦になりません。

その辺りの演出のうまさは、iPhoneに通じるところがありますね。

 

Windowsも、もちろん機能としては申し分ないのですが、何というか、操作も動作も事務的ですね。あまり演出で楽しませてくれるというところはありません。

 

あとはね、MacBookに付属しているトラックパッドは、操作して本当に楽しいです。1本指でマウスカーソル、2本指で画面スクロールなど、いろんな操作をスムーズに行うことができます。3本指でさっとスワイプすると、稼働中のアプリ画面がパッと全部画面に出てくるのは、毎度感動しますよ。

持ち運びの時(私はもっぱら家の中での持ち運びですが)、マウスをいちいち持ち歩かなくていいのは、思った以上に快適です。

動作が(比較的)安定している(勝手なことをしない)

昔のWindowsはしょっちゅう固まるというイメージがありましたが、今のWindows10はそんなことはありません。

ただ、一つ困るのは、OSのアップデートが勝手に始まってしまうことですね。

iPhone使っている人ならわかりますが、時々OSのアップデートの通知がきますよね。OSのアップデート自体は基本的には良いことなんです。動作が安定したり外部からの脅威に対する防御力が高まったり、使い勝手が良くなったりしますからね。

 

MacもiPhoneと同じように、ユーザー側で許可しないとOSのアップデートは始まりませんが、WindowsではOSのアップデートが勝手に始まってしまいます(設定で変えることはできるらしいですが)。

 

だから、何か用があってパソコンを立ち上げたらアップデートが勝手に始まってその間(30分くらい?)何もできずにアップデートが終わるのを待ってなきゃいけない、なんてことが起きることがあります。

また、Windowsは、せっかく自分が使いやすいように設定を色々カスタマイズしていても、OSをアップデートしたら設定が勝手に元に戻ってしまう、なんてこともあるようです(めんどくさいゲロー

 

ということで、Macはパソコンが勝手なことをしない、という安心感があるんですね。

 

画面が綺麗

多くのWindowsパソコンの画面の解像度は1920×1080ですが、Macの解像度は2560×1600です。

色域もMacの方が広いので、写真を綺麗に見ることができます。

家庭でのパソコンの楽しみ方の一つとして、スマホで撮りためた写真を大きな画面で見て楽しむというのがありますが、Macの方が綺麗に見ることができますよ。

 

iPhoneとの連携が感動的に楽

iPhone同士で写真のやり取りをしたことがある人は知っていると思いますが、Appleのデバイス同士は、AirDropという機能で簡単に写真や動画を共有することができます。
iPhoneで撮った写真や動画をMacで編集する場合、本当に簡単に写真や動画をMacにダウンロードすることができます。
もちろん、Windowsパソコンに写真・動画をダウンロードすることもできますが、ちょっと操作がめんどくさいので、あまりパソコンに慣れてない人は、めんどくささから、そのうちやらなくなるということがよくあります。
そうすると、せっかくのパソコンの用途がまた一つ減ってしまうんですよね。
 

最初からいろんなソフトが入っている

Windowsの代表的なアプリといえば、やはりOfficeでしょう。会社で使うパソコンはWindowsという方が多いと思いますが、ほぼ使うアプリは、WordExcelばかりという人が大多数だと思います。

じゃあ、Windowsパソコンを買ったらOfficeのソフトが最初からインストールされているかというと、残念ながらそんなことはありません。

特に安さを売りにしているパソコンにはOfficeがインストールされていないこととがほとんどなので、別途3万円〜4万円支出してOfficeのアプリを買わなくてはなりません。

正直ね、パソコンの詳しくない人がOfficeの入ってないパソコンを目の前にしたところで「ところで俺はパソコンで何をすればいいんだ?」と呆然とするだけですよ。

 

その点、Macは、ワープロも表計算もプレゼン用アプリも最初から全部入っています。(Officeではありませんが、多少互換性もあります。)

加えて、【動画編集アプリ】【作曲アプリ】【写真編集アプリ】も最初から全部入っているので、とりあえず何かパソコンでやろうとした場合に、追加でアプリを購入する必要は差しあったってありません。

 

WIndowsは無料アプリが豊富だとよく言われます。例えば無料でダウンロードできる動画編集アプリもあったりしますが、素人がそれをやるのはウイルスとかの不安がありますし、無料アプリが自分のパソコンのスペックで無事動作するかどうかは保証の限りじゃ有りません。

もし動かなかったら、素人がその原因を突き止めて是正するのは至難のわざですね。

Windowsの方がコスパがいい?

「同じスペックで比べると、MacよりWindowsパソコンの方が安い」とよく言われますが、本当にそうかな?と私は疑問に思ってます。

 

家電量販店に行ってMacとWindowsパソコン(Office入り)を比べてみると、そんなに値段は変わりません。まぁ、ああいうところに売っているWindowsパソコンは、パナソニックとかNECとかの大手メーカー製が多いのですが、Macと遜色ない値段なんですよね。

その他、WindowsパソコンはBTOと呼ばれるメーカーやDELL・ヒューレッドパッカード(HP)・Lenovoといった海外メーカーのパソコンもあって、それらは確かに安いのですが、さっき述べた通り、そういうところでパソコンを購入するには買う側にそれなりの知識が必要です。

 

それとですねぇ、みなさん「フェラーリほど安い車はない」という言葉を聞いたことがありますか?

これは、あ○まのおかしい金持ちの戯言ではなくて、要するに、フェラーリは買うときはとんでもなく高いけど、それを売る時もそんなに値段が下がらず高く売れるので、その差額を考えると国産車よりも安い、ということだそうです。

同じことはMacにも言えて、Macは古いモデルの中古でも意外と高い値段で売れます。それに対して型落ちのWindowsパソコンは二束三文でしか売れません。

Macは購入時がWindowsと比べて割高ですが売却するときの値段も高いので、必ずしもMacのコスパが悪いとは言えないことになります。

Windowsなら、困った時に助けてくれる人が多い?

さっき述べた通り、世の中のパソコンの9割はWindowsです。
「パソコンを使っていて何か困ったことがあった時、Windowsの方が教えてくれる人が多い」とはよく言われますが、これも個人的には疑問に思ってます。
 
今はYouTubeという便利なものがあって、数多くのMac系ユーチューバーと言われる人たちが、初期設定のやり方から困ったときの対処法に至るまで、親切に教えてくれる数多くの動画を上げてくれています。
私は3ヶ月前に生まれて初めてMacに触ったのですが、わからないことがあってもYouTubeかサイトを検索すれば、全部解決できましたね。
Windowsの場合、OSは同じでも違うメーカーのトラブルを果たして解決できるのか、正直疑問に思ってます。(NEC製パソコンのトラブルをLenovoユーザーが解決できるのか、保証の限りじゃないような気がしてます。)

ゲームをするならWindows?

こればっかりは額縁付きの真実です。

世の中のゲームはほとんどがWindows用に作られていて、Macで動くゲームもないわけじゃあありませんが、あまり数は多くありません。

パソコンでゲームをしたいならWindows一択となります。

ただ、個人的にはゲームをしたいのなら、PSやSwitchを買った方が、よっぽどコスパがいいんじゃないかと思うんですけどね。

 

というわけで

色々ゴチャゴチャ述べてきましたが、そんなにパソコンには詳しくないけど、ネットのブラウジング・SNS・ワープロ等色々使いたいし、ブログもこの際始めてみたいし、なんなら動画編集とか写真編集とかにも挑戦してみたいなぁ、みたいな、割とぼやっとした動機でパソコンを買われる方は、Macの方が断然お勧めです。

素人が操作してもあまりストレスがたまることがないし、追加費用なしのデフォルトで出来ることが多いし、なんか、いじっているだけで楽しいんですよね。

逆に、「俺はパソコンでこれがやりたいんだ!」と目的がはっきりと見えている方はWindowsでいいと思います。

そういう方は、自分がやりたいことに必要なスペックも勉強されるでしょうし、色々なメーカーの豊富なラインナップから自分の予算と目的にあったパソコンを選ぶのも逆に楽しみになるでしょう。

 

最後に、この記事を読んで「ようし、いっちょ俺もMacにしてみるか」と思っていただいた方は、最初に買うのは一番安い MacBook Airで十分だと思います。

 

これですね。

 

ちなみに私はちょっと背伸びをしてこっちを買いました。

 

 

ネットなりYouTubeなりを見ていたら、

「AirはCPUのベンチマークが伸びない」

「CPUの温度がすぐ100度になる」

「動画編集能力がMacBook Proに比べて劣ってる」

など、色々言われていますが、とりあえず趣味の延長で色々する程度なら、全く問題ない機能を有しています。

 

まず、MacBook Airでいろんなことに挑戦してみて、パソコンという物に慣れてみて、その上で、

よーし、YouTuberになって毎週動画を上げて稼ぐぞ!」

「本格的に作曲するぞ!」

「写真を毎日100枚編集するぞ!」

とか目標がはっきりしてAirじゃスペック的に物足りないと思った時に、Airを売却して改めて上位機種を購入する、ということでいいと思います。

 

最初からスペックも値段も無駄に高いMacを買う必要はないと思いますよ。

 

以上、いかがでしたでしょうか?

パソコンを購入される際に少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

では、またパー