本日2024年4月17日(水)

入院して3日目

順調にゆけば20日に退院予定ですので

ちょうど折り返し地点ですね

 

副作用は【とても軽い】です。いまのところ

あと病院食、意外に美味しくてびっくり

 

昨日のブログにも書いたように、何種類も

処方されている吐き気止め等の薬で

抗がん剤の副作用を抑えてられていると

思います。

 

放射線は3回やっただけですので、あと25回

こちらは回を増すにつれて、食道炎などの

副作用が出てくることが考えられるので

油断できません!!

 

今日は、放射線装置について薄ーい知識を

お裾分けします

 

この写真の装置で放射線治療をしてもらってます

『VARIAN TreuBeam』

でかくてカッコいい装置ですよね

(病院はお願いすると、意外にも何でも撮らせてくれ

ます!たまに怪訝な顔はされます)

購入価格は数億円レベルのようです(ネット情報)

 

この装置で、毎日何人治療しているでしょうか?

聞いたらすごい数でした。

技師の方が、県下ではNo1と仰ってました。

 

VARIAN(バリアン)というアメリカの

メーカーで放射線治療装置ではトップシェアの

ようです。(2022年にシーメンスが買収)

 

 

この装置からレントゲンと同じX線が照射され

ます

照射中はな~んにも感じず、1回10分足らずで

終わります

私の場合、これを28回繰り返すわけですが

少しずづ少しづつ、がん細胞をたたくのです

 

このときX線をガンにあて、その周りの正常な

臓器には当てないのが理想です

正常な臓器へのダメージを極力抑えるために

治療装置は進化をつづけています。

↑ はメーカーのイメージ動画です

 

↓ は放射線の照射の設計図です(わたしの!)

なるべく患部にのみ照射するよう

CTの画像をもとに

”360度立体的”に照射を設計し、

照射部が360度グルグル回転しながら

超精密に照射をコントロールするのです

 

特に食道の場合、周りには心臓、肺、脊髄など

超重要臓器があるので、照射のコントロールは

極めてシビアです

 

照射をコントロールするための”マルチリーフ

コリメータ”という機構が、とにかくすごい!

 

治療中に少し見えたのですが、

スゲーって、声だしそうでした!

何十枚もある金属のプレートが、まるで生物の

ように滑らかに形を変え続け、

照射をコントロールしてます

 

 

マルチリーフコリメータ”は、

上にリンクを貼ったメーカーのイメージ動画の

後半にでてきますよ

 

こんなすごい装置のお陰で、食道も放射線治療が

できるようになったのですね!

 

もうすこし詳しく知りたい方は、下記をご覧ください

 

長々とまとまらぬ乱文にお付き合いいただき、

ありがとうございました。

 

明日は個人的にたいへん興味があったPET検査このとを

書いてみたいと思ってます!

See you!