今日から6月ですね。




旦那の7回目の月命日です虹




外は良い天気で、生きていたならバイクで走りたかっただろうなぁ〜と思います




私は仕事お休みなので




洗濯機まわしながらホッコリしていますお茶




で、振り返り記事をひとつ




4月の初旬のことです




ポツポツと古い友人達が





「どうしてる?元気か?」





「どう?落ち着いた?」





とメールやLINEで様子を伺ってくれる





「ありがとう。なんとかやってるよ!」





と返事をしながら気にかけてくれる事に感謝の日々





そんな中、人生の先輩からダイレクトに電話が…





今年80歳になるMpapaです











あれからMpapaは石垣島から福岡へと移り住み、今は白馬でペンション経営しています




パワフルジジィなのでありますニヤニヤ





「京姫しばらくだね!落ち着いた?大変だったね。でも、いつまでも泣いてちゃダメだよ!旦那さんは泣いてる京姫を心配しちゃうよ!自分らしく楽しく生きて行くことで旦那さんも成仏できるんだからね!
papaなんてさぁ、嫁さんが死んで10年だよ。でも、こうやって人生楽しんでるんだよ!」






そーね。papaがムダに元気なのは知ってるニヤニヤ





「今日電話したのはね、今月の半ばに京都に行くんだ!で、ごはん行こうよ!そーそー、せきちゃん憶えてる?せきちゃんも一緒にごはん行こうよ!」





せきちゃん…たしかpapaの友人のジジィねニヤニヤ




何年か前に3人で飲みに行ったな




ジジィだが、せきちゃんは結構ジェントルマンだった




あんまり気乗りはしないが、気にかけてくれることに感謝





それに人生の先輩達にこれからの生きて行く為のアドバイスをしてもらえるし





「わー♪ 行きましょう!行きましょう!」




とスケジュールを調整して当日となりました




夕方、京都三条で待ち合わせしてpapaが予約していた店へ





「おー!京姫!ココ!ココっ!」デレデレ日本酒





と、既にお二人は出来上がっていたニヤニヤ





どうやら昼から飲んでるらしい…





座ってすぐに手土産を渡される




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「京姫、大変だったね。どうしてるの?」





なんて言われるかと思いきや








「ねー、ねー、京姫!誰か良い人いない?papaに誰か紹介してよ〰︎♪」






ポーンえ?!




久しぶりの再会の開口一番でした

なんちゅージジィ!笑笑




すると、せきちゃんが




「突然なんだよ?!おまえさん、そんな事考えてんの?知らなかったよ。なんだよ今までそんな事聞いたことないじゃん。」





と呆れ顔




私も開口一番がソレだからポッカーンとしておりました





「そりゃ思うよ。でさぁ、俺だってある程度の資産と年金があるじゃん。再婚して俺が死んだら相手には俺の遺族年金が入るワケじゃん。相手だって助かるじゃん!」





マジか…





「papa、いま何歳よ?80やろ?ポックリいかず病の床に伏したら、どーすんのよ?相手に迷惑やん!笑」




と、笑い飛ばしたが





「せっかくの遺族年金がもったいないじゃん!いい考えだと思うんだけどなー」





と真面目なpapa…





その後いろんな話が出るが、いっこうに私を励ましたりアドバイスをくれる事も無く





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iPadで最近の旅行写真を見せてくれようとするpapa




とっても自分が大好きなpapa❤️




店は全国チェーン店のココだったんだけど



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papaは店のこんな心遣いが大好き❤️





しかし、ジェントルマンせきちゃんの口にはここの料理は合わなかったらしく…





私の好きな店に移動することに





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せきちゃん、お店に納得して頂き酒がススムウインク





この後ロックでウイスキーをガンガン飲むせきちゃん





楽しくなりすぎて、自分は食べないのに高いお肉を注文





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私もお腹が膨れていたが、残すにはあまりに勿体無くて食べた滝汗





できれば空腹で食べたかった





お店のご主人にも何杯も酒をご馳走する





せきちゃんは、どうやら楽しい酒になると見さかいがつかないようで





ガンガン飲み、手元が狂いグラスを倒す…




グラスを倒すこと3回…




店を出る頃にはヨレヨレチーン




そこにはジェントルマンのカケラもなかったのです





再婚したいノーテンキなpapaがマトモに見えてしまうという結末…





「大丈夫ですか?帰れますか?もう、ここで私失礼しますけど…」





と言うと、せきちゃんが私に千円札を握らせ





「タクシー乗ってねぇ〰︎」





とヨレヨレ具合は絶好調に





papaがそこで





「せきちゃん!千円ぐらいじゃ足りないよ!」





と言ったら、「あ、ごめんごめん」と、もう一枚握らせてくれた





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ご覧ください。ヨレヨレのお二人を…




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お二人で仲良く地下鉄で宿まで帰られました



私の手には

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二千円








愛すべきジジィ2人





私に何の励ましもアドバイスもなかったけど




何だか、チカラが抜けたひと夜でありました





もちろん。私は定期券でバスで帰りました。