二次会は祇園




その道すがら田中はんが私に囁いた




『京姫、もう次からはこの会やめとけ。このメンバーでは楽しないやろ』




『へ?てか、誘ったの田中さんですやん!(笑)』





『そーやけど、もぉええわ!たまに2人で飲んだらえぇやん。そーしよ。そーしよ。』





私は なんだかんだ思いながらもけっこうおじいちゃん達と楽しく飲んでたんだけど…





『で、おまえ 旦那さんどーやねん?大丈夫か?』





『なんとか大丈夫ですよ!私が全力で支えてますから!』





『ホンマか?おまえが心配やねん。おまえはオレが守るからなっ!』





この時点で田中はんはそうとう酔っ払っております






『お願いしますよ!守ってくださいよ!そのためにはね…』





『なんや?どーしたらええんや?』





『そりゃコレですわ』













{6659AEEB-B74F-43CE-9799-A623C0F6EDD8}
(注:私の手ではありません。画像検索シマシタ。)





『よし!わかった!任せろーー!』と叫ぶ彼





『山売れ~!ゴルフ場手放せ~~!』と私も叫ぶ






田中はん…バツイチ、3人の子持ち、金持ち真顔






何が分かったのかはワカラナイけど、とりあえず二次会へ







{953071FB-BBEB-48BE-A454-EE1ACF5F8C81}






縄手通りのビル3階へ






{E5E4554A-F0A1-47F8-9AAD-F42590D53529}






松山千春を熱唱する田中はん





{B09221C9-B73E-4B0C-8117-20AC55C23105}



田中はんの後頭部…





{3BD57AB2-7DE4-4C6B-9B58-A0FF110D1C9A}





♪吾亦紅♪を熱唱する谷村新司






そんなこんなで終了





帰りに田中はんが私に紙袋を差し出した






なんだ?






家に帰って開けてみると、






{067562E3-33A6-4E24-87A0-A6C7628EAF9E}






若竹煮…





なんでも朝堀の新鮮な筍らしい





頑張って炊いて持って来てくれたみたい(笑)






田中はんから翌日メールがキタ







{DE76E03C-9765-4C31-9C1E-8D2161D9EA26}






若竹煮、美味しかったです






私を守ると言った彼はとりあえず期待通りに






祇園の飲み代を払ってくれました





OK







おわり