いつもワタシは密かに孤独を愛してる
将来の理想はしたことのない一人暮らし
息子が独立して
旦那が先立ち
未亡人のワタシは誰に気がねすることなく
ひっそりと暮らすのだ
部屋は2つぐらいあればいい
スーパーや交通の便が良いところで・・・
そんなシュミレーションをしている
考えてるだけでわくわくする
昨晩から息子と旦那がツーリングに出かけた
ワタシは仕事から帰り2人がいない夜を満喫していた
夕飯の支度もしなくていいのだ
ビールとおつまみでいいのだ
お風呂も時間をきにせず入る
夜更かしして就寝は夜中の3時
が・・・
いざ寝ようと思った時に
こ、こわい・・・と思っちゃった京姫ちゃん
いつも寝るときはクーラー苦手やから網戸で窓全開
でも今夜はひとり・・・
泥棒が入ったらどうする?
変質者に襲われたら・・・?
ここで初めて
いつも旦那や息子がいるから窓をおっぴろげて寝ていたことに気付く・・・
実は精神的に守られていたのだ
それから寝つくも金縛りにあう
なんて弱いワタシ・・・
今夜も一人の夜
こ、こわい
夢見た一人暮らしは金縛りとともに崩れ去った