特産のサツマイモを使った食品やイモの食文化を紹介するイベント「第1回コエド芋パーク」が川越市街地で開かれた。会場の 蓮馨寺れんけいじ には11、12日の2日間で約1万1000人が集まり、実行委員会は来年の開催も予定している。

 地元のイモ製品卸売会社「川越開運堂」とJTB川越支店が「イモのまち」をもっとPRして観光誘客につなげようと実行委員会をつくって企画した。くらづくり本舗や菓匠右門などの地元の菓子店に加え、群馬県や栃木県の業者も含めて計22店舗がイモのパフェやグラタン、焼きいもなどの販売ブースを並べた。

 地元から12日に訪れた高校生の加村 乃愛のあ さん(18)は「インスタ映えするグルメが集まっていて楽しい。イモで満たされた」と満足そうだった。