放課後等デイサービス事業所が企業の税金対策になるって知ってました?

 

いきなり衝撃的な書き出しですが、コレ本当の話なんです。

 

こんにちは。

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Chill ボディー 子育てコーチ

京極朋彦です

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実際に僕は7年間、児童発達支援事業所で働いていた当事者なのでよくわかるのですが、

2012年に児童福祉法が一部改正されて以来、

「放課後等デイサービス事業所」というものが誕生し、急激にその数が増えていきました。

 

この法改正が及ぼした影響に関しては、こちらのコラムに「闇」として詳しく書いてありますが、

放課後等デイサービスの闇【公式】 放課後等デイサービス向けAI教材「すらら」 (daysurala.jp)

 

要約すると、

 

放課後等デイサービス事業所の運営は国の補助が適応され、

さらに非課税で行えるので様々な企業が、この業界に参入し、

その分、問題も増えたという話。

 

要は物理的なコストとランニングコストが少ない「教える系事業」で、

国の補助もあるとなれば、単純に

 

「儲かる」

 

ってことで、別業種の企業が一気に放課後等デイサービス事業に参入し、

発達障がい、グレーゾーゾーンバブルが勃発すると共に、

実体のない見せかけの事業所や、書類の捏造、経歴詐称、虐待、

経費のごまかしなどを行う悪徳事業所が出て来たのです、

 

この事態を受けて、国も取り締まりを強化せざるを得なくなり、

2017年には、児童発達支援事業所も含め、有資格者を一定数配置する義務付けを課します。

逆に言えば今まで配置基準がなかったので、いい加減な運営をする事業所が、野放し状態でした。

 

さらに2024年4月に更なる法改正が行われ、事業内容についても規制が強まり、

利用者の利用時間に関しても、職員の報酬に関しても規定は益々厳しく、複雑になって来ています。

(2024年の法改正で何が変わったかに関してはコチラのコラムに詳しく書いてあります)

 

放課後等デイサービスは今後の法改正でどうなる?【公式】 放課後等デイサービス向けAI教材「すらら」 (daysurala.jp)

 

その結果、何が起きたかというと、

個人経営や単独経営の事業所が、国の基準をクリアーできないがために営業できなくなり、

専門外の他業種大手企業が副業的に参入してきた、フランチャイズ経営の事業所が幅を利かせる事になりました。

 

更には、熱意と専門性を持った優秀な療育者が、

資格基準をクリアーできなかったために、退職に追いやられるケースも出てきました。

 

この法改正により、多くの首切り、買収、合併、淘汰が行われ、顧客獲得競争が生き残りのカギとなる、

 

まさに世は発達障がい、グレーゾーン療育 戦国時代へと突入していったのです。

 

この事態には、もちろん賛否両論あります。

フランチャイズの事業所が増えたことによって、助かる人が増えた。それはイイことかもしれません

その一方で、顧客獲得競争に勝つために、企業はあの手この手で、特色を打ち出していくようになりました。

 

「うちは療育だけでなく、英語を教えます!」

「モンテッソーリ教育と療育を掛け合わせています」

「療育×リトミックで豊かな心を育てます」

 

それも、子供がピタッとハマれば、それでいいのかもしれません。

ただ、今一度、顧客目線で考えた時、あまりに多い事業所の中で、

 

自分の子供を本当に改善してくれる場所はどこなのか?

何がこの子にとって最善なのか?

とても迷ってしまいます。

 

実際に僕が今まで多くのお母さんと直接お話しして来た中で感じるのは、

発達支援事業所や、放課後等デイサービス事業所に我が子を通わせているお母さんたちが、

その事業所を選んだ理由で一番多いのが、

 

「近くにあったから」

「送り迎えが出来る範囲だったから」

これです。

 

そしてその事業所のサービスに満足しているか尋ねると、

 

「他を知らないから何とも言えない」

これが一番多い答え。

 

企業資本で広く展開したフランチャイズ店は、多くの顧客にサービスを提供できる代わりに、

顧客満足度が低くても、「他にないから、便利だから」という理由で選ばれ続け、生き残っています。

 

「生き残っているから安心」

「全国展開しているから確かだ」

 

これ、マクドナルドだったらいいんですけど、

一人一人異なる特性を持った子供達の療育を、このような理由だけで選ばざるを得ない現状は、

果たして豊かなんだろうか?と思うことがあります。

 

さらに今の事業所は国の基準を満たすために、一定数の有資格者の獲得に躍起になっています。

それが意味することは何か?

 

全く現場経験のない、資格取り立ての若い職員が、増え続ける事業所の責任者になり、

「先生」と呼ばれて、重度の発達障がい児の療育に当たることになると、何が起こるか?

 

どんどん人が辞めて、入れ替わる。

保育士と同じで、当然、離職率が上がります。

せっかく慣れて来た先生がどんどん辞めてしまって、困るのは、結局子供たちです。

 

「事業所に行っているから安心」

「療育を国の補助で安く受けられて、ありがたい」

「近くに預けられる場所があってよかった」

 

本当にそうでしょうか?

 

その療育、本当にその子のためになってますか?

その療育が何のために、どんな効果を狙ってやっているか、親が納得していますか?

その子の未来に、その療育はどう紐づいていますか?

 

僕は現在、フリーランスのダンサー・振付家で、

療育者としての国家資格を持っているわけでもない、

いわば、ただの野良犬です。

 

ただ、療育者としての経験は、国家資格保持者に劣らない自信がありますし、

一児の父として、この国が置かれている状況を見た時に、

 

「やはり何かがおかしい、変えて行かなければならないことがあるんじゃないか?」

そう思うのです。

 

野良犬でも、負け犬でも、何と呼ばれても特に構わない僕ですが、

現在、僕を頼って来てくれている、お母さんたち、子たち、目の前の人間の目を見て、

まっとうな未来が語れるか?

 

その一点に関して、僕は誰よりも自分に厳しく生きています。

それはダンサー・振付家として世界を相手に渡り合ってきた、僕自身の生き方でもあるからです。

 

だから、僕の行っている療育は、目先の結果を求めるものではありません。

 

その療育が何のために、どんな効果を狙ってやっているか、

必ずお父さん、お母さんに説明し、納得してもらえるようお話しします。

 

逆に言えば、僕の行っている療育が、その子の未来に、どう紐づいているかを、

納得して頂ける方のみに、セッションや個別療育をさせて頂いています。

 

なので、サポートできる人数には限りがありますが、

僕と関わって下さった以上、結果が出るまで全力でサポートさせて頂きます。

 

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やさしい

Chill ボディー

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担当は今まで発達障がい児、グレーゾーンと呼ばれるお子さまの運動療育者として1,000組以上の親子の継続支援をしてきた、わたくし、

 

Chill ボディー子育てコーチ 京極朋彦

が、一対一で担当させていただきます。

 

そんな僕だからこそ、出来る事があり、

そんな僕だからこそ、頼って来てくれる人がいる。

そう信じてコツコツと、日々の活動を行っています。

 

それがいつしか、日本の現状を変えて行く、大きな波になると、本気で思っています。

長くなりましたが、このブログも、本当に必要な人に届きますように!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。