金魚は本来錦鯉同様上から観賞する魚である
その為、錦鯉や金魚の品評会では大抵の大会で
上から見て審査される
しかし、ほとんどの一般家庭では
室内で水槽飼育だろう
つまり
金魚を横から見るわけである
という事で
屋外飼育、池飼育、プラ舟飼育の方は
上から見るに相応しい金魚を
室内飼育、水槽飼育の方は
横から見るに相応しい金魚を
選ぶ事が多い
上から見るのに相応しい金魚の代表格といえば
金魚の王様らんちゅう
横から見るのに相応しい金魚の代表格といえば
琉金
などが有名である
今回はその中でも私のイチオシ
ブロードテール琉金
をご紹介しようと思います
ブロードテール琉金とは
例えていうなら
背鰭や尾鰭がまるで扇子を広げたような形
ドレスを纏ったかのような形
孔雀が羽を広げたかのような形
がとても
優雅で華麗な姿
なのが特徴的な金魚である
普通の国産琉金と
中国産のブロードテールを
見比べてみよう
下３枚の画像は
「中国産ブロードテール琉金」
そしてこちら２枚の画像が
「国産琉金普通尾」
尾鰭に注目して頂きたい
全く形や広がり方が異なるが
分かって頂けると思います
こればっかりは好みの問題ですので
どちらの琉金が好きかは人それぞれになります
この中国産のブロードテール琉金ですが
今では大変入手困難な
希少種
となっております
それはなぜか？？
一言でご説明しますと日本の輸入条例が
厳しく変わってしまい
以前のように簡単に輸入出来る状態では
なくなってしまった為です
特に中国産の極上１点物や
超特選魚は今の日本国内において
入手不可能
とさえ言われております
とある金魚屋さんから聞いた話なのですが
中国側も条例が厳しくなり手続きの面倒な
日本には売りたがらず、条例が無く簡単に
取引出来る他国に優先的に売るようにしてる❗
との事です
その為
極上１点物や超特選魚は
他国が全て買い占めてしまい
残された金魚のみが日本に流れてくる
との事でした
という事で
本当の極上物・本当の超特選魚が
日本に回ってくる事は無い
との説明でした
そんな中国産の金魚の中でも
私が特に入手困難と感じているのが
更紗琉金のブロードテール
です
中国産のブロードテール琉金は
たまに日本に入ってきますが
更紗琉金のブロードテールの
極上個体
にはなかなか巡り合う事が出来ません
私の中では
最も入手困難な金魚
です
しかし
日本の琉金も負けてはいません
下の画像をご覧下さい
見てくださいこの色この形
この色この形完熟トマトのような深紅な個体
美しいボディバランス
日本の金魚は世界に誇れる金魚なのです
個人的には
全体の形、バランス、そして濃い深紅の色は
日本産の圧勝
体高や腹周りの太さ、迫力
そしてブロードテールの優雅さは
中国産の圧勝
だと感じております
今回は
希少種
更紗琉金ブロードテール
についてのお話でした
金魚好き・琉金好きな方と繋がり
交流を深めたいと思っております
宜しければお気軽に
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