こんにちは!スピーキング力養成英語コーチの日野ゆう子です。
今日はこの記事で、下記についてまとめてみたいと思います。
仮定法とは結局何かを考えてみましょう。
仮定法とは現実とは違うんだけどね・・ということを表現する方法です。
まず下の例を見てみてください。(途中で閉じたくなっても我慢してくださいね^^;)
全部仮定法です。
「読んだらなんとなく意味が分かるけれど、自分の口から出すのはちょっと無理かも・・・。」私もそうでした。
英語の時制のルールはいつまでたってもぼんやりしていて自分が話せるような気がしませんでした。
ですがいったん練習をすると、言いたいことが色々と広がりとても便利な表現だなと感じています。
仮定法学習の優先順位は?
実際、仮定法が言えなくてもたいていの会話はできます。
日本語の会話を思い出してみてください。
架空の話や仮の話よりもまずは現実の話の方が重要度が高いですよね。
まず自分の現実世界でのやり取りをしっかりできるようになる方を優先されるべきだと思います。
仮定法が使えると開ける世界
それでは仮定法、学ばなくていいのか?練習しなくていいの?となるとそうでもありません。
英語字幕付きのドラマや映画を見ていると仮定法はたくさん出てきます。
私たちの生活でも「~だったらいいのになあ。」とか、「~しておけばよかったなあ。」など現実と違うことを想像したり後悔することはしょっちゅうありますよね。
仕事をしていれば「~と仮定すると・・」と仮定をもとにして話をすすめる必要が出てくることもあります。
仮定法を知っていて使えると世界がぐっと広がります。
話の内容が豊かになり、コミュニケーションの質が上がります。
現実の話はあまり困らず話せるようになったら、会話力をもうひとステップあげるためにぜひチャレンジをしたいスキルなのです。
仮定法を使って話せるようになるには?
「仮定法の大切さは分かった。でも、どうして勉強をすればいいの??」
このようなステップを踏んでみてください。
①仮定法はまとめて整理&理解をする(←仮定法はまとめて整理が有効です。)
②理解をしたあとは音読、イメージをしながら何度も口から出し体になじます。
③自分で使う頻度を意識的に上げる。
仮定法整理のおすすめテキストは?
理解の整理には、大西泰斗先生の一億人の英文法がおすすめです。
仕事柄いろいろな英文法書を見てきましたが、こちらの本の時制はとても分かりやすくまとめられています。
そしてこの本は「この文法を実際に会話で使うには??」という視点で書かれています。
「自分が仮定法をスピーキングを使っている姿」が想像しやすいので、その点もおすすめです。
中上級者が時制に対してもつ悩みは、「なんとなくわかるんだけど自分で使えないこと」ことです。
「仮定法を使えると自分はこんな風に変われる・・」変わった姿を具体的に想像しながら学習を進めていきましょう。
「自分がこの言葉を実際に使っている」とイメージをしながら何度も口に出すことがとても大事です。
とっさの時にも言葉が出てきやすくなりますよ。
ぜひ試してみてくださいね。
◆◆過去の記事で英語の各スキルアップの方法をお知らせしているので、よろしければご覧ください。◆◆