こんにちは!スピーキング力養成英語コーチの日野ゆう子です。
「英語の本の読み聞かせに挑戦をしてみたい!でも、うまくできなかったらどうしよう。」「子供たちから『わかんなーい!』なんて言われたら困る・・・」小学校の英語の先生や、幼児向けの英語教室の先生、ボランティア活動をしている方々などから読み聞かせについて、そんなお話を伺うことが良くあります。
私も小学校で絵本の読み聞かせのボランティアをしていますが、子供たちの反応は本当にストレートですね。先輩から色々教えていただいています。それが楽しさでもあり、また難しさでもあるなあと感じています。
今日は読み聞かせ用の英語絵本にお悩みの先生に、ページをめくっていくだけで子供たちの目が釘付けになる!お勧めの本の一つをお知らせしたいと思います。
おすすめの本はこちら A Cheese and Tomato Spiderです!
この本、1つのページが上部分、下部分と別々にめくれるのです。各ページには、おばあさんやくも、ピザや火山、警察官のおじさんなどの顔が載っているのですが、上下に切れ目が入っています。
上下が別々になっているので、組み合わせが色々と変えられ、「上の部分がピザ」「下部分がくも」=「上の写真のピザをかぶったくも」のようなおかしな物体が色々とできあがるというしかけです。
れもんをかぶった警察官、や頭が火山になったおばあさん、アイスクリームかぶった魚・・など組み合わせも何通りにもできてみているだけで楽しくなる絵本です。
文もとてもシンプルで、しかもめくって合わせたものによって内容がどんどん変わっていくようにできているので子供たちの目が離れません!「ぎゃーおもしろい!!」「え、もういっかい、もういっかい!」
読むたびに子供たちから笑い声が聞こえてきます。英語で書かれている本ですが、おそらくこれが何語で書かれていても子供たちは同じ反応を示すでしょう。目から入る情報に強烈なインパクトがすでにあるため、それだけで面白い。
「英語の読み聞かせに慣れない」「伝わるかちょっと心配・・」という先生の心強い味方になってくれる本だなと思います。私もこの本を使って読み聞かせをすることがあるのですが、一度終わっても何度も何度も読んでと頼まれます。
(YouTubeで検索すると、この本の紹介動画も何件かありましたのでよろしければチェックしてみてくださいね。)
読み聞かせに自信がない時は、このように絵本そのものが面白い、(たとえ説明がなくても)視覚的なインパクトが強く、続きが見たくて仕方なくなる というものを選んでスタートするのがいいなと思います。
本自体が面白いと、子供たちの興味が本のページにそそがれるので読むほうも安心、リラックスしてその場を楽しむことができます。
楽しい状況で先生ご自身が「英語の本を読み聞かせる」という状況に慣れてから、文字、言葉が占める割合が多いものを少しずつ取り入れていくと英語の読み聞かせが怖いものではなくなりますよ。
よろしければ試してみてくださいね。