こんにちは!スピーキング力養成英語コーチの日野ゆう子です。

 

英語の発音と言えば・・「RとLの発音の違い」や「BとVの発音の違い」など一つ一つの音の違いがフォーカスされがちです。でも、それよりも先に抑えるべき、英語の印象を即効で変える発音のポイントがあるのです。

 

 

文房具で例えてみると一つ一つの音は鉛筆です。鉛筆が必要な数だけあるか。その鉛筆がきちんととがっているか。英語の音の全体的な印象は鉛筆をまとめていれるペンケースだと考えると想像がつきやすいかもしれません。

 

ペンケースの柄や素材が変わると、例え中に入っている個々の鉛筆の状態が変わらなくても全体的なイメージはがらっと変わります。

 

英語の音の全体的な印象は2つのポイントを気にすることで変えることができます。

 

 

 

ポイント1

 

英語のリズムで話すこと。

 

詳しくはこちらをご覧ください。とにかく英語はアクセントが命です。文の中には伝えたい言葉、重要な言葉が2・3こはあるはずです。その単語のアクセントの部分をストレッチ。他を余力で読むようにすると英語らしいリズムが出来ます。

 

あなたが先生で、授業で使っている教科書があればぜひサンプル音声を聞きながら教科書を見てみてください。文の中で大切な言葉(意味のある言葉)のアクセント部分がしっかり読まれているはずです。その部分に印をつけて、視覚でも確認しながら文を音読してみましょう。

 

ポイント2

 

英語の発声で話すこと

 

英語の発声と日本語の発声は異なります。英語の発声の仕方に変えることでも全体の雰囲気がずいぶん変わります。英語の発声は、喉を開いてお腹から声をしっかり出します。日本語の発声は、口元で発音をすることが多いです。

 

喉を開くというイメージが難しい場合は、少し大げさな表現になりますがオペラ歌手を想像してみてくださいね。オペラ歌手・・・恥ずかしい・・・という場合。まずは、お腹からしっかり音を押し出すことを意識してみてください。

 

実際に発音のレッスンをするときには、日本語の発声バージョンと英語の発声バージョンで生徒さんに単語や文を言って違いを体感していただくこともあります。同じ単語でも、お腹から声を出して言った場合と口先で声を出して言った場合はずいぶん印象が変わります。

 

よろしければ意識をしてみてくださいね。