こんにちは!スピーキング力養成英語コーチの日野ゆう子です。
仕事上、英語の先生のレッスンをさせていただくことも多いのですが、中学・高校の英語の先生のお悩みとして
「ALTの先生との会話がつらい・・」とお聞きすることがよくあります。(英会話教室で働いていらっしゃる方だと「職場のネイティブの先生との英会話がプレッシャー」というお悩みになります。)
多くの英語の先生は日々、「生徒の英語力を向上させたい。」と、一生懸命準備をされています。教材準備、テストの作成&採点生徒指導や部活の顧問子供たちのケア・・など本当に大忙しです。みなさんとても頑張っていらっしゃいます。
とても忙しく毎日を過ごされる中で、「なかなかご自分の会話力の練習に時間を割くことができないままここまで来てしまった。」
「気がつけば教師歴○○年英語(=英会話)が出来て当たり前と思われつらい。」そんなお悩みを持っていらっしゃる方が多いのです。
先生方にとって特につらいのがALTの先生との会話です。
授業中のロールプレイはまだいいのです。何を話すか準備されています。特に、つらいとお感じになるのは「ALTの先生との何気ない会話」の方です。とくに職員室や廊下など人目があるところの会話はプレッシャーです。私もまったく同じ気持ちを抱えてきたことがあります。
つらいとお感じになる理由は2つあります。それは1.どんな話になるか予想がつかないから。2.周りから「当然英語ができる人」だと思われているから。
今日は1についての対策をお伝えしていきたいと思います。
1については、シュチュエ―ションの予想をしっかりします。シュミレーション、予想が大切です。おそらくALTの先生は学校に1人か2人ですね。
すると、その方の情報はあらかじめ分かっていることが多いと思います。その方との会話で話しそうなことあるいは過去話したことをピックアップします。
いきなり英文で書くとそちらにエネルギーをとられてしまうことも多いので日本語でメモでOKです。会話に詰まった時、こんなことを話せるといいなといったことでもいいでしょう。(すると自分の得意分野の話に持っていくことができます。)それを簡単な英文にし、口から滑らかにでるよう何度も練習します。
何度も練習をしたら実際に話しているところを想像しながら口に出してみる。何度も口に出していることはスムーズに出やすくなります。
実際の会話はシュミレーションと全く同じに進むとは限りません。ですが、このトレーニングを積んでおくことで自分の引き出しが多くなり必要な時に必要な言葉をさっと取り出しやすくなります。
実際に話しているところを想像するイメージトレーニングは「周りから見られている」と感じることで起こる
緊張を防いでくれる効果もあります。
よろしければ試してみてくださいね。