こんにちは!スピーキング力養成英語コーチの日野ゆう子です。
「人前で英語を話すと緊張する・・」
「英会話学校では何とか話せるけれど
街中でいきなり道をたずねられると
固まってしまう・・」
そんな体験はありませんか?
ふたつのセリフには
共通するシチュエーションがあります。
それは・・・
第三者の目があること です。
英会話を話すとき、
話をしているのは、
(言葉のキャッチボールをしているのは)
あなた と 相手 です。
でも、私たち日本人は
キャッチボールを見ている
観客 を意識してしまいがちです。
中学校、高校と
英語は学習の科目でした。
科目なので、できる、できない
評価をされます。
正しく文を言わなくてはいけないし
間違ったら訂正をされます。
テストの英作文も、
その単元に沿った
「正解」を書かなければいけないことが
多かったはずです。
先生と生徒の
会話のロールプレイも
それを見守るクラスメイト
=観客がいます。
常に、みんなの前で
正しいか正しくないかを判断される、
優劣がつきます。
私たちの多くは
このような形で英語を学んできました。
そんな私たちは、
いざ英会話をするときにも
今までの癖が抜けません。
第三者の目を意識してしまいがちです。
目の前の相手と
キャッチボールを楽しむよりも
観客にどう思われるか
そちらに気が言ってしまうのです。
(※しかもこの観客、
自分と共に育ってきます。
これについてはまた次回書きたいと思います。)
会話をしているのは、
観客のためではありません。
会話が必要なのは、
コミュニケーションが必要なのは、
あなたと相手 です。
そのことを意識して
目の前の相手に全力投球
してみてください。
きっと新しい発見があると
思います。