おはようございます

ちょっと協働運動とは外れますが、昨日シーニックバイウェイの勉強会に行ってきました。

九州地区の役員を対象にわざわざ植村会長が設営していただいた勉強会でした。

講師として西日本新聞社の玉川孝道副社長、道守(みちもり)九州会議森将彦事務局長をお迎えし、シーニックバイウェイ(日本語で日本風景街道)について学びました。

現在九州の人口は日本全体の1/10であるが、九州7件の県庁所在地+北九州、久留米、佐世保の10都市が中心でその他の地域は少子高齢化が進み人口が減少傾向にあるとのこと。

さらに恐ろしいのはそれが原因で今後10年で19%の自治体がなくなる可能性が高いこと。

など現在の情況を新聞社のデータをもとに聞かせていただきました。

では、その対応策のひとつとしてこのシーニックバイウェイ構想ですが、簡単に言うと各地域の特色を生かし国土文化の復興に向けて地域活性化・観光振興・国土景観の向上を「道」を舞台に官民協働の取り組みをしていきましょうというものです。

しかし、現状行政のハード事業が課題となってきます。特に行政区がまたがる場合の行政間の連携が難しいということは、過去の市町村合併などでわかりきったことです。

やはりまちづくりや地域振興には、行政も含めたいろんな団体や個人との連携が必要となってきます。そこでJCのやるべきこととして、しっかりとした理念をもって自分たちの地域のことを考え、リーダーシップを発揮し、市民意識に働きかけることではないでしょうか?

道州制とは県庁が州庁になることではありません。それぞれの地域が自己責任においてある意味独立していくといった、地方分権の手法です。

我々JCは『Think global Act local』広域的な考え方や視野を持ちつつそれぞれの地域で活動をしております。

いまこそ市民に一番近いJCであるLOMが広い視野の元、自分の地域の生き残りをかけて行動するときではないかと感じた一日でした。

協働運動も道州制もローカルマニフェストもすべて手法だと思います。

目的は何なのか、どこに目標を置くのかをもう一度考えて活動していきたいと思います。


参考までに道守九州会議hpです
是非、覗いてみて下さい。
http://www.michimori.com/