先の三連休で四谷の「たいやきわかば」に並んで購入した話をしましたが、「わかば」へ行ったことで今三連休で東京三大たい焼を制覇しようということになりました。
持ち帰りなら予約が可能ということで、先ずは人形町の柳屋さんに電話。予約受付10時からということで時報を待って電話したら・・・お話し中!
10分経って繋がったが、焼き上がりは2時40分になるそうで、日本橋でランチをしてから行くことに!
コレド日本橋に入りました。
この場所は元納入先の東急百貨店(元白木屋)だったところ!
白木屋と言えば昭和7年の大火災。
日本女性はそれまで下着を穿かなかったがこの火災で高層階から逃げる時、集まったヤジ馬にを見て着物の裾がまくれ上がるのを気にして降りられず命を落とした女店員が多数いた!と新聞がセンセーショナルに報道した話だが・・・
実際は4階以上の延焼した所から下降した際に近くなった道路などにいたヤジ馬を気にして裾に手をやったためロープの手を滑らせ落ちて重傷を負った女性たちが何人かいたという事らしい。
白木屋の専務は以後必ず下着(当時はズロース)をつけさせると語ったそうで、いずれにしてもこの事件が日本女性がズロースを穿く切っ掛けになったと言えるでしょう
チョッとお下品な話しになってしまいましたが、お下品ついでに・・・
若い頃ゴルフでグリーンまわりからチップインすることを「ノーズロ」と教わったが、これノーズロースの略。
脱がす手間なしにインってことなんだが、ググってみたら「昔の下品な親父らのゴルフ用語」とあった!
ではお口直し。
百貨店の江戸橋側納品口のそばに「たいめい軒」があって、仕事着のまま昼食に行ったものです。
なんたってボルシチが50円、しかも大きな器で!
カレーもチキンライスも安かったので昼はサラリーマンで混んでいました。
今じゃ本店も移動、あちこちに支店もあって高くなって・・・と思ったらボルシチは今も50円なんですね!
予約時間の10分前に人形町に着き甘酒横丁に行くと、柳屋には長い行列が出来ていました。
でも予約してありますから名前を言うとすぐに受取り出来ました。リュックにいれると背中が温かい!
地下鉄で人形町来たの初めてでここは島式ホーム、帰りは丁度電車が来から飛び乗ったら・・・反対方向でした
都営浅草線は古いので狭い通路や階段を進んで行くと初心者は方向を見失う。
大門で大江戸線に乗り換え麻布十番へ!
こちらは新しいが地下深くて地上まで一苦労
浪花家総本店の前、あら並んでないと思ったら・・・「焼き上がりは1時間後です」と案内してた!
もちろんここも予約済み!
さて持ち帰った「たい焼き」上が柳屋 下が浪花家
どちらも一つ180円です
やっぱり下の方が「たいやきくん」に似てますね!
元会長こと「店のおじさん」もよく似てたし、さすがプロのイラストレーターですね!
日本で一番売れたシングル曲「およげ!たいやきくん」ですが歌詞に一言!
「毎日毎日ぼくらは鉄板の上で焼かれて・・・」とありますが、鉄板で焼くのはお好み焼きともんじゃ焼き!
たい焼きは鉄鋳物で出来た鋳型で焼きます。もちろん三大たい焼店はどこも一匹焼きです!
先の三連休で「わかば」のたい焼きを小一時間並んで買ってきたら、お裾分けしたお隣さんにも喜ばれたし「わかば」の味を覚えているうちに御三家の味比べをしたくなって!
子供の時、荒川区尾久本町通りに「浪花家」があって母親のリクエストでよく買いに行ったし、「およげ!たいやきくん」の浪花家総本店も何度か行きました。
でも「柳屋」と「わかば」に並んでまでも!と買いに出たのは今回が初めてでした。
で、味比べの結果は・・・いずれの店もあんこは甘すぎず、「柳屋」はスッキリした甘さ「浪花家」のあんこは塩けが利いてる。「わかば」は210円とあってボリュームがあり尻尾の部分も厚くあんこタップリで皮もしっかりパリパリ!
・・・ま、味はお好き好きということで!
御三家とも美味しゅうございました
てなわけで、2月の三連休は「たい焼き特集」
さて次は・・・三大どら焼にでも行ってみるか!
※写真一部はWikipediaより