「こんにちは母さん」
大泉洋ファンの女房も観たいと言ってたので一緒に。1年ぶりかな・・・
観終わって「どうだった?」って聞いたら「まあまあ」だそうです。大泉洋だからもっと笑わせてくれるかと思ってたのにって・・・
確かに山田映画らしいセリフ多かったし、もう少し笑かしてもいいよな~
山田監督も「武士の一分」じゃクソ面白くもないキムタクのアドリブ使ってるんだからさぁ・・・
息子にとって母親に好きな人ができるってことには拒否感があるのは事実、ハムレットだってそうだ!
だから息子役がおちゃらけていられないのは分かるけど…
「先日、別居中の嫁が家に来た」と母が息子に告げるがその時「あの人には好きな人がいると思った」と打ち明ける。それを聞いた息子は・・・
これは脚本を書いた山田監督の思いが言わせたのだろうか!
山田監督の母親も離婚後再婚したそうで父親が傷ついたのを見て、間違ったことしてるワケじゃないのは理解しても感情的に嫌だったと話してる。
女房は入場の時にもらった割引券でポップコーンを3袋買って帰りました。
大きな袋を見て孫たちは大喜び!
私一人の時はポップコーンより帰りにだったし、荷物になるからと持ち帰ったことなかったが、こんなに喜ばれるなら以前も買って帰りゃよかったと反省してます。
先週末は映画「福田村事件」
コロナに感染したためやっと10日になって鑑賞出来ました。
ほぼ満席でした。100年目ということでやはり関心が高いのでしょうね。
映画は香川県からの薬の行商人らが朝鮮人と勘違いされて9人も殺される話がメインだが、亀戸事件も取り上げている。
軍・警察もが朝鮮人が暴動起こしたとのデマを流し新聞も大きく取り上げ集団ヒステリー状態になっている中で事件は起こる。
被覆廠跡で38000人もが焼死し焼け野原になった下町でなら分かるが、なんでこんな長閑なところで!
今の野田市に近く、醤油メーカーに多くの朝鮮人が働かされていたとい下地はあったそうだが・・・
私の祖父の家はその当時、戸越にあったと聞いているが武蔵野台地荏原台辺りでは火事はあったにしても焼け野原になった話は聞いてない。
その地域の人から見れば朝鮮人虐殺など無かったという人はいただろうが、だからと言って他でもなかったというのはとんでもない間違い!
小学校中頃まで大震災の話しなど聞いた覚えがないが、下町荒川区に引っ越してからは話も聞き、住宅密集地の火事の怖さを教えられました。
昭和40年頃まで荒川区も木工所等が多くて、町内でも何度も火事がありました。
大田区にいた頃は近所に教会がありアメリカ人牧師一家が住んでいてお兄ちゃんのトミーたちと葉山の海行ったり、妹のキャッちゃん(キャサリン)と祖父の家の庭で遊んだりました。
特にキャッちゃんは眩いほどの金髪で「あれ~外人さんてまつ毛もうぶ毛も金髪なんだぁ・・・」と知りました!
それが下町に来たら全部の景色がぜ~んぜん違う!
カルチャーショックでした。
「朝鮮人」って言葉も下町に来てから耳にしました。
同級生の話の中にも朝鮮人が良く出て来ました。
三河島あたりにが朝鮮市場があってキムチなど韓国食品買うのも一般的でしたもんねぇ・・・
不幸な歴史はあったけど人情に厚い下町、職人さんたちがいっぱいいて伝統技術を守り企業を支えてる下町、友達もみんな下町育ち、旨い酒処もある下町、好きだなぁ・・・
※画像は映画Facebookより