今日の育成テストの自己採点結果

 

国語(無勉)

基礎20/50、共通50/100、合計70/150

 

算数(基礎~標準のみ6周)

基礎35/50、共通25/100、合計60/150

 

社会(自分で3周、父チェック3時間)

合計60/100

 

 

今回、そこそこテコ入れした社会と算数。

 

それが両方とも壊滅です。

 

もう本当に酷いです。

 

 

何をやったか、そしてテストがどうだったかを説明します。

 

<社会>

娘が自分で宿題を2〜3周した後、私が一つ一つチェックしていきました。

 

栄冠に出てきている語句は隅から隅まで。

 

聞き方を変えて。

 

テストでどんな問われ方をしてもいけるように、栄冠の思い起こし、学び直し①、③、本科テキストのいずれもを私が読んで、様々な問い方をしました。

 

それがテストになると壊滅です。

 

今回、意地悪な設問はなく、いずれもオーソドックスな問題だったにもかかわらずです。

 

パッと見で分かる間違いだけでも、

①日本は、ドイツ・〔イギリス〕と同盟を組んで、第二次世界大戦を戦った。

②アメリカとの開戦を決意したときの首相は、〔吉田茂〕である。

③戦後、アメリカを中心とする〔資主義諸国〕と、ソ連を中心とする社会主義諸国に分かれ、

④国民所得倍増計画を打ち出したのは〔池田勇(人なし)〕

⑤鳩山さん、佐藤さん、田中さんの暗記がめちゃくちゃ

⑥1995年に関東大震災、2011年に阪神淡路大震災

⑦時間切れで、最後8問くらい空白

などです。

 

②なんて、宿題の学び直し3に全く同じ問題あったよね?

自分で2周勉強したよね? お父さん、昨日も「東条英機」って確認したよね?

 

⑤は何度もメモに書いて覚えていたよね?

テストの後、家に帰ってきて聞いたら、覚えていたよね?

 

⑥、昨日、阪神淡路大震災は?って聞いたら「1995年1月17日」って答えられたよね?

東日本大震災は?って聞いたら「2011年3月11日」って答えられたよね?

それがなぜ、年表の穴埋め問題になると、めちゃくちゃな答えをするの?

 

⑦、今回、時間食うような問題なんて一つもなかったよね?

それなのになぜ?

 

 

<算数>

今回のテーマは「比を用いた速さ」。

 

各単元の典型問題を並べた「テーマ別集」を全問解説し、その後、自分で3周。

 

「栄冠テキスト」の学び直し①を2周。(×問題は父が解説ノートを贈呈)

 

「強化ツール」の共通問題(1)~(5)を2周。(×問題は父が解説ノートを贈呈)

 

この3つのテキストには、数値替えだけした全く同じ問題が並んでいる。

 

なぜ3つテキストを使ったかというと、日能研の先生から「子どもはテキストの場所で解き方を覚えていることがあるから、違うテキストで同じ問題をさせてみてください」と言われたから。

 

その教えに忠実にしたがった。

 

範囲も絞った。学び直し③など、応用問題には一切手を出していない。

 

基本問題だけを繰り返し、繰り返し、練習させた。

 

昨日の夜には、おおかたどの問題も、瞬殺できるようになっていた。

 

 

それがなぜ・・・?

 

平均速度を求める問題。

 

5年生後期ではじめて出てきたとき、君は「速度と速度を足して総時間で割る」という、とんでもない解き方をテストでしたよね?

 

さすがに今回は、宿題で1周目にやるときから解けていた。

 

平均速度の問題は、下剋上算数基礎編でも何度も出てきてたからね。

 

父は「さすがにこれはできるよな。当然だよな」と思った。

 

一言だけ、「平均速度の求め方は?」と聞くと、「総移動距離÷総移動時間」って答えられたよね?

 

それがなぜ?

 

なんでテストになったら、また、「速度と速度を足して総時間で割」ったの?

 

それも2問ともそれでやってるじゃん?

 

一体なぜ?

 

まるで、テストになると心神耗弱状態になったかのように、信じられない解き方をするんだ。

 

前から思っていただけど、もうその言葉がぴったりだ。

 

心神耗弱下の行為だから、無罪にしてくださいってか?

 

お父さんも、神経症、ノイローゼになってしまいそうだよ。

 

実はこの現象は、小学校3年生のときから、ずっと続いていた。

 

日能研の先生からは、

●家で出来ているなら力はついている

●学年が上がるにつれ、テストでもできるようになってくる

と言われてきた。

 

それが小3、小4、小5と続き、受験学年の今になっても、一向に変わらない。

 

テストになると、何かにとりつかれたかのように、思考力を奪われるんだ。

 

君の頭の中で、一体何が起こってるの?

 

 

はっきり言って、この平均速度を求める問題ができないなら、行ける私立中学校はない。

 

志望校のR4偏差値は、これまで公開模試で一度も下回ったことはないが、いくらなんでもこの問題ができないようでは、ここも受からない。

 

とことん、

本当にとことん、

徹底的に、

これでもか!

これでもか!というくらい、

勉強に向いていないんだと思います。

 

娘は「全科目苦手」です。

得意な科目なんて一つもありません。

 

勉強ができない。

 

向いていない。

 

それに尽きる。

 

それ以上でもそれ以下でもないんだと思います。

 

 

とてつもなく絵が下手な人間や

 

とてつもなく音痴な人間や

 

とてつもなく運動神経が悪い人間がいるように、

 

 

とてつもなく中学受験が向いていない人間がいる。

 

それだけのことなんだと思います。

 

 

3年生から塾へ行かせて、

 

それでこんな結果になることがあるんだ…。

 

 

娘に当たり散らそうなんていう気は、さらさらない。

 

全部自分で受け止めています。

 

 

妻もさすがにこれはヤバいと思ったのか、今日はいつになく真剣に私の話を聞いていました。

 

 

何が原因なのか分かりません。

 

誰に相談しても無理でした。

 

日能研の担任、教科の先生、家庭教師、高校の同級生、大学の同級生…。

 

その中には、プロの塾講師もいれば、同じように子どもの受験に苦労した人もいました。

 

誰に聞いても、結局解決しませんでした。

 

でも、よく考えると、それで解決するなら、偏差値45以下の人間なんて、存在しないのです。

 

自分が学生のとき、偏差値50切ってる人は一体何を考えてるんだろうって思ってた。

 

でも今は分かる。

 

やってもやってもできないから、偏差値40なんだ。

 

残酷すぎるほどに、生まれ持った能力差があるんだって実感しています。

 

 

人は、自分が一生懸命取り組んできたことが結果に結びつかなかったとき、「しにたい」という気持ちが出てくることは普通にあると思います。

(※本当に自殺を考えるという意味ではありません。一瞬の希死念慮みたいなもんです)

 

皆さんの中にも、「これだけやって失敗したら、俺もうしのうかな」って思ったことのある人、いますよね?

(※何度も言いますが、本当に自殺を考えるわけではありません。)

 

難関の試験に人生をかけて取り組んだ経験のある人なら、私の上記発言の意味は、きっと分かってくれると思います。

 

私はそれくらい、この中学受験に一生懸命に取り組んできました。

 

こんなとんでもない成績で?笑っちゃうね?(笑)

 

そう思われるかもしれません。

 

いや、きっとそうだと思います。

 

でも、、恥ずかしいけれど、バカにされるだろうけれど、この気持ちに嘘偽りはありません。

 

だからこそ、もうどうしたらいいのかわかりません。

 

まさか子どもの中学受験で、「しにたい」という言葉が、一瞬でも浮かんでくるなんて、3年前には夢にも思わなかった。

 

体重はこの半年で8キロ落ちました。

 

 

家族がここまでボロボロになるなら、もう中学受験なんて、やめようかな。

 

 

お父さんは、君が女の子で本当に良かった。

 

心からそう思う。

 

女の人生は、学力、学歴、職業なんかで決まらない。

 

それは思う。

 

こんなこと言ったら、また叩きまくられるだろうけど。

 

いや、正直言うと、もうそう思わないと、やっていられないんだよ。

 

明日は月曜日。

 

また憂鬱な一週間が始まる。

 

お父さんは、難しい仕事をたくさん抱えているんだ。

 

正直、もう君の相手なんか、している場合じゃない。

 

やってもやってもできない子に、労力を割けるほど、力を持て余しているわけじゃない。