昨日から日特が始まっているようですね。
 
複数の日能研受験ブロガーさんが、「育成テストの後に引き続き日特だから塾弁を持たせた」、「日特の拘束時間が長くて心苦しい」といった内容の記事を書かれているのを見ました。
 
もう受験学年なんだなというのを実感します。
 
うちの子も、メンタル・意欲が万全で、ある程度自走できていて、成績がもっと良かったら、こうやって日曜特訓受けていたのかな。
 
そう思うと、ちょっぴり胸が痛くなる。
 
うちは通常カリキュラムすらまともにこなせていないし、なによりまだメンタルが回復途上だから、日特は受講していない。
(先週やっと、小学校へのリハビリ登校を5日間完遂できたくらい)
 
日特を受けさせなかったことは、正しい選択だと考えている。
 
日能研の先生に相談したときも「今はまだ受けない方がいいです」と言われた。
 
日能研は良心的な塾だ。
 
誤解を恐れずにいうと、
集団授業は「やる側」にとって効率がよく、
「やられる側」にとっては効率が悪い。
 
なぜなら、分かり切っていることも説明されるし、分かっていないことも通過されるからである。
 
うちの子のように偏差値50超えていない子の多くは、授業に十分ついていけていないから、
娘が育成テストの後に日曜特訓を受けても、
分かっている(と自分は思っている)ことを説明されているときは別のことを考え、
分かっていないことを説明されているときは分からないままノート写すだけになる、
ことは容易に予想される。
 
こういう子にとっては、集団授業2回受けさせるより、家庭教師1回やった方が効果的だ。
 
日曜特訓を受けている成績優秀な子は、「授業内容を授業中に理解し、その内容を家に帰って復習し、しばらく後にもう一度解いて、自分のものにする」というサイクルを生み出せているんだと思う。
 
こういう子は、日特受けて、どんどん入試問題に慣れ、実践力を養った方がいい。
 
本当に、そういう子たちがまぶしすぎる。
 
どれだけ強がったところで、今の私からその思いは消せない。
 
うちもいつかはこのサイクルに乗らなければならないが、まだまだ先になるだろうな。
 
繰り返しになるが、
偏差値50いってない状態で、育成テストの直しも手が回らなくなるようでは、日特を受ける意味はないといってよいから、日特は受けさせない。
 
ただし、娘とは「みんなが日曜特訓を受けている時間ぶんは、家で勉強する」という約束をしている。
 
昨日は、晩ご飯後の勉強時間を含めてなんとか守れた。
 
だから娘をたくさんほめてやって、寝る前に10分間の足マッサージをやってあげて、眠りにつかせた。
 
子どもの学力やメンタル状況に合った処方箋を出して、それを地道に実行していくしかない。