出(いずる)の闘病日記2018.5.4vol.92(命日)since2017.12.21 | 武 出

武 出

創作を記載します。

  今晩は、武士 出(たけし いずる)です。

 今日は、埼玉県北部は、午後パラパラと通り雨🌦️がありました。

 関東の北部では、一時的に、ザァーッと雨☔️が降ったようです。

 明日からは、天候も↗️連休最後は行楽日和☀️となりそうです。

 さて、今日は父の命日でした。

 入院が予定されていたため、三回忌を執り行うことができずに、私としては少し悔やんでいます。

 亡くなってから、2年が過ぎても、隔たりは埋めることができず、父の人生を十分に理解できずにいます。

 父との会話も、そう多くはなかったことから、父が何を考えて生きて来たのか、おそらく今後も理解することはできないと思います。

 父は、肺癌で亡くなりましたが、病院嫌いということもあって、意識が薄れるまで自宅で私の母に介抱されていました。

 おそらく、自分の最期が近いことはわかっていたはずです。

 せめて、私を呼びつけて、何か言い残しておいてくれれば良かったのに、と思うばかりです。

 今日、墓前に花を手向けることができなかった代わりに、想いを言葉にのせて捧げようと思います。

 
サボテン
  
サボテンを
愛でた父が逝った

いつの間にか
蝕ばみ始めていたんだろう
気づかないうちに
気づかれない
深い場所で

ひとつの細胞が
こっそりと姿を変えて
静かに増え
気づいたときには
すっかり覆い尽くして

それでも
ひとつとして
棘を落とすことなく

枯れるまで
花を咲かせ続けた
サボテンが枯れたとき

茎の分かれ目に
長く伸ばした
カッターナイフの刃を当て
一気に削いで

茎の断面を
そっと指で撫でた父も
サボテンと同様に

 
それでは、今日はこの辺で…。

武士 出(たけし いずる)でした。