令和1年12月30日
親愛なる旅人へ




 明日は大晦日。



 1ヶ月の最後の日を「晦日」といい
 1年を締めくくる12月の
 最後の日を 「大晦日」 と呼ぶ




  大晦日に食べる 「年越しそば」


  毎年当たり前のように
 大晦日は蕎麦をたべるもの

  子供の頃、
  そこに意味があるなんて
  考えた事もなかった




 《 年越しそば  込められた願い 》


 蕎麦は切れやすい事から

 今年の困難や不運を切り捨て
 新しい年を迎える

 細く長く事から、長寿を願い
 家運を伸ばす、いう意味合い

 金箔を扱う職人が飛び散った
 金箔を集める時にそば粉を使うので
 金運をあげる、
 また無病息災などの願いが込められている


 縁起を担いで
 年を越す少し前に食べる






 そういえば、
 引越し蕎麦は?



 昔は引越しをして来た人が
 「おそば(側) に引っ越してきた」

 蕎麦が長いことから
 「 末永くお付き合いを 」
 という意味で近所の人に 
 ご挨拶に蕎麦を配っていた

 現在は配らずに
 自分たちで食べている

 引越しを手伝ってくれた人に
 ふるまいで食べる習慣が
 定着したと云われている



 日本の文化では

 その時期
 時に食べる料理に由来があり、
 幸福の願いが込められている





 ことわざ
  〖  終わりよければ全てよし。〗



 大晦日  
 あなたの
 今年の終わりの日が



 よい1日で締めくくられますように


親愛なる旅人へ