86歳、父の老化が止まらない。


もうちょっとしっかりしていると思ったけれど、家族って見えてないもんですね。


ある日、父が

「横浜のS(父の次男)のところへ引っ越すよ。前からおいでって何度も言ってくれているから」と連絡が入った。


弟(S)はサラリーマンだけれど、何を考えているのかよくわからない。ただ、面白そうな人生っぽい。


Sならそんなこと言うのかもね、と思いながら、LINEで、何かあれば連絡ください、と伝えていましたが、既読スルー。


父から

「預けてあるここのカギを返して。荷物も取りに来て」と連絡があり行ってきた。


荷物と言っても父の家に急に泊まる時に困らないようにコットを1つ置いてあっただけだから簡単なこと、と思っていた。

一応、母が愛用していたタッパウエアを2つ持ち帰ろう、と思っていたけれど…。



父の家でお手伝いしてくれている近所の人と、姉と合流。

父と引越しのことや、インターネット契約の話しをしていると変な感じ。長く会話できない感じ。

なんだこの違和感。

認知症?


弟の家に行ったら変わるかな?


なんて思って帰ってきた。


帰りの車で弟から着信。

渋滞中で、スピーカーホンなのでそのまま話しを聞くことに。


すると、

「お父さんがオレがうちに来い来いって言ってるって聞いてるでしょ。

…でもね、オレ、お父さんにウチに来てくれって一度も言ったことないんだよね」


😱


ホラーだよ。


そうなの?


なんでなんで?


よぐわがんね。


弟の考えもわからない。


でも、とりあえず弟は受け入れたので、そういうこと。

来てくれって言ってないことだけの確認みたいな感じの電話でした。


弟には父が認知症の症状の一つかもの

その場にいる人の話しにあわせちゃう。

みたいな状況がバッチし見れらるので、そういう事かもよ、と伝えました。


これが違和感の正体かよ。


地域包括支援センターに連絡だな。弟よ。

できる。

誰でもできるんだ。

相談しろよ。弟よ。


経験経験。






父の家ではとても食べる気になれなかった(テーブルごちゃごちゃ)ので、外にお昼ごはん食べに行こうよ、と提案しましたが、姉もご近所様も父も行く気無しでした。

ひとりで「焼肉ばんり」さんへ行ってきました。

美味しかった。


ひどい身なりのおばはんが

「ひとりなんですけど」と破れた袖口を隠しながら入店しましたが、気持ちよく迎えていただけました。


焼肉ばんりってこの辺にも無いかな?


なかなか行けないけどね。


色々考えながら、食べようと思ってたけど、別に考えることないや。

自分ちのこと大事にすんぞ。