今日、４月１日でまんまるカレー１周年を迎えました
桜の咲く頃にオープンすると決めて
まんまる号、発進しました。
一年を迎えた今朝、カレーに火入れしながら思い出す事は
辛かった事よりも、楽しかった事ばかりで、幸せな気持ちで胸がいっぱいになりました
去年の今頃は、希望と不安で仕方がありませんでした。
そもそも、カレーが苦手な私がカレー屋を始める事は第三者からみても無謀なこと。
でも、『カレー』だったんです。
どうしてだったのか、今までもたくさんの方に聞かれましたがいまだに答えは分かりません
やると決めて一生懸命毎日毎日作りました。
友人や家族や、ご近所さん達が食べてくれなかったら、
まんまるカレーは完成しませんでした。
春・夏・秋・冬と季節を乗り越えて、
移動販売のお仕事を始めたのが“春”で良かったなぁと思います。
少し慣れてきた頃、待っていたのは灼熱地獄の車内でした。
体中に冷えピタシートを貼り、保冷剤を何個も抱えて仕事をしました。
辛かったですが、周りを見ると先輩は車内で焼き鳥を焼き、ケバブを焼き、たこ焼きを焼いておられる。
辛いのは私だけじゃないんだという気持ちで乗り越えることが出来ました。
短い秋が終わり、冬が来ました。
夏の暑さが過酷すぎたからか、冬は全く平気でした。
人間の体は自分が思うより、強いのかもしれません
この一年を一緒に乗り越えて下さったのはお客様も同じ。
最近はたくさんのお客様がご来店下さり、早くに完売するようになりました。
最初からずっと週に２回食べて下さっている方や
２０辛でも足りない方や・・(笑)
常連様との会話がとても楽しみで、
空っぽになった容器を受け取る時どんなに嬉しいか
ずっと、ずっと、並んで食べて下さって本当にありがとうございます
１周年の今日はどんなお客様にお会いできるかな～
と張り切って行ったら
くまさん達がお祝いに駆けつけて下さいました。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡
嬉しすぎる～
糸島市役所が、一気に華やかになりました
くまさんの行列で、２年目がスタートするなんて
笑喜屋さんのイケメン息子君も駆けつけてくれました
本当にありがとうございます
糸島のおかんことがんこ畑のマスミ姉さんもわざわざ引き返して会いに来てくれました
マスミ姉さんの背中追いかけてこれからも頑張ります
本当に、本当に。ありがとうございました
そして
まんまるスタッフのちまちまさんとリカちゃんからお花が
ここまでこれたのは、仕事面だけでなく精神面で支えてくれた二人のお陰です。
週に２回市役所で頑張ってくれているちまちまさん。
イベントでテキパキ動いてくれるリカちゃん。
二人の存在なしでは私は笑顔でいられません
先週、カレーを温めながら立ちあがれなくなり
市役所での販売を断念するしかありませんでした。
ごめんねとちまちまさんに電話をすると
すぐに飛んできて
『私に売らせてお客様が待ってるよ』
お客様が待ってるよ』とまんまる号に乗って一人で販売に行ってくれました。
心細かっただろうにお釜を空っぽにして元気に帰ってきた彼女は
この一年で強く・たくましくなりました。
まんまる始めた頃
『雨が降りようけん、今日は休もうかいな』
って言ってたのになぁ
(笑)
(笑)作家としても
４店舗へ出店中です
ファンも多く、イベントもこなす立派な編み物作家さんへと成長しました。
ちまちまさん。ちまちまさんも１周年だね
本当におめでとうございます。
これからもたくさんのちまちまリボン達がお嫁に行きます様に
そして、今日からまた新しい一年の始まり。
どうぞよろしくお願いします
去年より、派手になりましたね
来年はもっと派手になるのかしら(笑)
この一年で私の人生は激変しました。
今まで雲の上の存在だった方達が友達になり、
イベントなど働きたかった場所で働けるようになりました。
何かを始めるのに、年齢は関係ないし、
主婦だから、小さい子供が居るからって事を理由に
あきらめなくてもいいという事を知りました。
でも、忘れちゃいけないのは
『一人で出来る事には限りがあると言う事』
たくさんの方に優しい手を差し伸べられたからこそ
無事に一年を迎えさせて頂けたと思っています。
お客様・仲間達・先輩達、そして家族。
本当に、ありがとうございます。
感謝の気持ちでいっぱいです
一年でたくさんの種を蒔きました。
今日からの一年は水やりを忘れずに
そして来年は花を咲かせたいな～
また、今日から２年目の新しい毎日が始まります。
どうぞ、これからもまんまるカレーをよろしくお願い致します
まんまるカレー 店主 杉山裕美