年中さんになった息子。

この頃から、どんどん毎日がキツくなってきました。

バスに乗れば大声で歌い、睨まれたり舌打ちされ。

公園にいけば、小さな子のおもちゃを勝手にとってしまう。

滑り台では、順番待ちが出来ず抜かしてしまう。

いつも追いかけて、謝って、叱って。

その繰り返しでした。

この頃はもう保育園の連絡帳は無くなっていて、

(息子の保育園では、年少さんに上がった時点で連絡帳が無くなります。)

何か相談があったら直接、担任の先生に声をかけて下さいね、と言われていました。

いつでも相談して下さい、と。

ですが、息子を追いかけるお迎えの時間では、落ち着いて相談する気にもなれませんでした。

助けて。

誰か助けて。

そう頭の中で声がしました。

やっと、勇気を出して

発達相談センターに電話をかけました。

「お子さんの、どんなところにお困りですか?」

と優しい声で聞かれ、それだけでホッとしました。

日頃から気になるところを、ひたすらに打ち明けました。

迷子にすぐなること。

原因のわからない癇癪が1時間に一回は、あること。

手を繋がないこと。

暴れると手がつけられないこと。


涙ながらに話しました。

やっと、楽になれた。

そう思いました。

「では、親子で面談しましょう。
そうですね…1番早くて、3か月先になりますがよろしいですか?」

え。

「3か月先…ですか?」

やっとこんがらがった毎日が、終わると思ったのに。

一条の光が、希望が。

何かが、がたがたと崩れていくように感じました。

「3か月後、近くなりましたら再度電話しますね。」

と言われました。

3か月後。

電話が来たのですが、

もう、私には相談する気力がありませんでした。

その時は気づきませんでしたが、

鬱が始まっていたのでした。





備忘録です☆