恭です。

おれと彼女は、一度だけ会いました。去年の秋。

超遠距離なうえにド田舎(失礼!)住まいの彼女には、

どうやっても会う口実がない。

いや、そもそも彼女の県に行くって言う理由がない。作れない。


だけどどうしても会いたくて、かなり強引な出張をでっちあげ

会いに行きました。冒険でしたね。


ま、それはともかくとして、

おれはひどいんですよ。いや、何がって、私服が(笑)

私服の職場だっていうのも一因なんだけど、

ひとからどう見られようと気にしないところがある。

普段は毛玉だらけのトレーナーと

擦り切れかけた(お洒落ではなくホントに)Gパンで仕事に行ってます。


でも、彼女に会いに行くのに、これじゃだめだなって思って、

服を買ったんです。

とはいえ、気取ったものでも高いものでもなく、

襟無しのインナーに、ルーズめのパンツ。


で、帰ってきたんだけど、その服が着られない。

だめなんです。着ようとすると、思い出しちゃってなんか寂しくなる。


そんなこんなで半年経ったんだけど、

きょうは仕事に行くのに何を着ようかなと思って、

ふと例の服を手にしてみた。

なんだかじわ~っと、懐かしくなって、

気がついたら、迷いもなく袖を通していました。


きょうは仕事をしながら、なんとなく彼女を抱き締めているような

そんな気分で過ごせました。


いつものお昼の電話の時に、その事を言おうかと思ったんだけど、

彼女が、二つ前の記事かな?「眠れなくて」の記事で、

「あたしとの何気ない日常の事を記事にしてくれたのが嬉しい」

って言ったので、言うのはやめて、記事にしました。