今年に入ってから、体調がいまひとつです。

昨日、というかきょうjは一日中寝込んでました。

どこが悪いのか分からない。熱もないし。

ただ、動けないんですよね。

ああ、しんどい……。
とても久しぶりの更新であります。

年頭にはやはり、更新しないとね。

昨年末、神社で、一足早くおみくじを引きました。日程的に初詣が無理なので、前倒し(っていいのか?w)ということで。


小吉でした。
待ち人は「必ず来るが、時間はかかる」というもの。
わりと当たってるなぁと苦笑しました。

きぃとは、いつかはまた会えます。
ただ焦っても仕方がないです。

だけど自分を大切に思ってくれている人がいる事の幸せ、いつも感じてます。


『ありがとう』

    KOKIA

誰もが気づかぬうちに何かを失っている
フッと気づけばあなたはいない
思い出だけを残して


せわしい時の中言葉を失った
人形達のように
街角に溢れたノラネコのように
声にならない叫びが聞こえてくる

もしも もう一度あなたに会えるなら
たった一言伝えたい
ありがと ありがとう

時には傷つけあってもあなたを感じていたい
思い出はせめてもの慰め

いつまでもあなたは ここにいる
もしも もう一度あなたに会えるなら
たった一言伝えたい
ありがと ありがとう


もしも もう一度あなたに会えるなら
たった一言伝えたい
もしも もう一度あなたに会えるなら
たった一言伝えたい
ありがと ありがとう

時には傷つけあってもあなたを感じてたい



うたいぞめ
恭です。

なかなか噛み合わなくて、昨日は、きぃからのメールにちょっとムキになってしまいました。

考えてみたら、きぃからのメールでイラッとしたのは初めてかもしんない。

まあ、おれもちっちゃいなあと後から思いました。

きぃのために録音してきた曲も、もーやめた!とか言っちゃって(苦笑)

でも今回のは、お蔵入りさせるには、ちょっと悔しいのです。

歌はこれまでいくつもこのブログに乗っけてきたけど、

これは、かけた手間が半端じゃないので。

恭さんが総勢200名以上参加してます(笑)

取り直した回数数えきれず。総トラック数は300を超えます。

春からコツコツやってきた

「ひとりでWe are the Worldをやってみた」

です。お耳汚しをお許し下さいませ……

[うた]

恭です。



いろいろあってぎくしゃくしています。



自分でも、できてないことが分かてるのが、何だか辛いです。



あなたはすっかり つかれてしまい
生きてることさえ いやだと泣いた
こわれたピアノで 想い出の歌
片手でひいては ためいきついた
時の過ぎゆくままに この身をまかせ
男と女が ただよいながら
堕ちてゆくのも しあわせだよと
二人つめたい からだ合わせる

からだの傷なら なおせるけれど
心のいたでは いやせはしない
小指に食い込む 指輪を見つめ
あなたは昔を 思って泣いた
時の過ぎゆくままに この身をまかせ
男と女が ただよいながら
もしも二人が 愛せるならば
窓の景色も かわってゆくだろう

時の過ぎゆくままに この身をまかせ
男と女が ただよいながら
もしも二人が 愛せるならば
窓の景色も かわってゆくだろう


[うた]
恭です。

少し涼しくなりました。

なにしろ、すごかったですから。こっちは梅雨がない地方だけど、今年は本州と同じしとしと、じめじめ……そして気温は30℃、と六月にはあり得ないような天気。ほんと参りました。

きーは相変わらず、仕事の繁忙期が続いていて、PCを全然開いてないみたいです。

彼女のブログ、一ヶ月書き込みがないと、トップページにバーンと広告を貼られてしまうんだけど、とうとう貼られた……(苦笑)

まあ仕方ないです。電話とメールではやり取りしてるのですが、まだ当分は忙しいって。
恭です。

更新が空いてしまったです(汗)

でかい仕事は終わって、〆切に追いまくられる日々は一応けりがついたんだけど、結局その間放置していたルーチンワークの山がごっそりと。

これはこれで、片付けていかないと、年度の後半が苦しくなります。

きーの仕事も6月が超繁忙期。かなり疲れているようで、家ではPCをほとんど開けていない様子。

お昼の電話は、ほぼ毎日してます。

なんかねー、家のこととか心配なんだけど、それはおれが言っても言わなくてもさほど変わりなく。

むしろ、きーは、おれと話す時は別世界にいたいようで、細かいことを言うのは当分やめにしました。

なので、毎日、かなりくだらない話をしてます。

きーのとこと、おれのとこと、両方見てるかたがいるかも知れませんが、もし気が向いたら、きーのところで軽く激励してやってください。


またこの季節がやってきました。

 きーとは普通のブログ友だちでした。写真が趣味みたいで、おれも昔一眼レフに凝ってたから話が合って。
 ある日、写メを他の人にあげてるのを見て、おれも欲しいってコメしたら、アドレス教えてくれたらあげますよ~と。
 そしてアドレスを送ったら、届いたのがハナミズキという花。

 花音痴のおれです(笑)
 そんな花があることも知らなかった。でもとてもきれいでした。
 そんなきれいな花を贈ってくれるきーに、だんだんと心を許して、いつの間にかすごく近くにいて、そっと手を繋いでみたら、繋ぎかえしてくれて……いまのおれたちがいます。
 ネットだと地球のどこでも、自分の画面の中に映ります。
 そこで知った相手は、地球のどこにいても不思議はない。
 きーは、すごい遠くにいる人でした。どうしたって会えっこない距離なのに、それでも一緒に歩きたいって思った。
 色々無理やら苦労して、一度だけ会いに行きました。

 それっきりまたそれぞれの場所で、歩いてる。
 でも意味はたくさんある。たくさんあるので並べることなんてできないけど。
 たとえば、これがそう。
 ハナミズキなんて花は、きーが教えてくれなければ一生知らずに終わってました。
 その一つだけをとっても、きーに出会えて良かったと思ってます。

       *  *  *

ハナミズキ / 一青窈


空を押し上げて 手を伸ばす君 五月のこと
どうか来てほしい 水際まで来てほしい
つぼみをあげよう 庭のハナミズキ

薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと終わりますように
君と好きな人が百年続きますように

夏は暑過ぎて 僕から気持ちは重すぎて
一緒に渡るには きっと船が沈んじゃう
どうぞゆきなさい お先にゆきなさい

僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと止まりますように
君と好きな人が百年続きますように

ひらり蝶々を 追いかけて白い帆を揚げて
母の日になれば ミズキの葉、贈って下さい

待たなくてもいいよ 知らなくてもいいよ

薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと終わりますように
君と好きな人が百年続きますように

僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと止まりますように
君と好きな人が百年続きますように

君と好きな人が百年続きますように。


[歌います]
恭です。

 タヌキの観察日記みたいな記事になります(笑)

 それやりだすと、キリがないから、やめようね、ってのがあります。
 きーと、おれとのことですが。

 まあ、おれたちは、しょせん一回しか会ったことが無くて、この先もいつ会えるなんて見通しもなくて、それでも一緒にいることを選ぼうかとなってるわけです。

 ですから、メールと電話。たまに写メのやり取りですか。これでしか繋がっていません。
中学生の恋愛とさほど違いはないと言える。(笑)

 ただ、彼ら彼女らは、生物学的にちゃんと理由があって恋愛しているんですよ。
 この年齢辺りから、人間という「種」に貢献してね☆ ってことで、ホルモンとか脳内分泌物質とか、色々、準備されてたものが動き出して、恋に花が咲く、つまり必然性があるんです。あの子たちのは、人間的に真っ当な恋愛ですね。

 きーとおれは、どう考えても自分にとって相手が必要なので、一緒に歩くことにしたんだけど、自分たちで勝手にそう思っても、年齢的に見て、種としての必然性はないですね。種は、きーとおれの恋愛に興味ないでしょう。お前ら、勝手にやってれば、という感じでしょうか。
 そして、こんなおれたちですから、種に貢献することもあり得ないわけで(苦笑)
 まあ、そこは、それぞれのお家の方で既に貢献してるので、お許し頂くということで。

 何が言いたいかというと、中学生の恋愛と大して変わらないことしてるんだけど、決定的な違いがあります。
 あの子たちには、味方が大勢いるんです。
 上に書いた、ホルモンだの、脳内分泌物質だの、わんさか加勢してるので、付き合ってる当人同士がドジを踏んだり、さぼったりしても、ちゃんとメンテナンスやサポートをしてくれます。
 その結果、何が起こるかというと、
「A君、部活で遠征に行ってるけどメール全然来ないなぁ。でも大丈夫! だって、うちらラブラブだから」
とか
「ちぇっ、寝坊して、これで三日連続でアイツと同じ時間の通学バスに乗れなかった。でも、問題ないよな。おれらラブラブだから」
 こうなります。ラブラブの部分が、実は、当人たちの気づかない援軍の手伝ってるとこなんですが、このおかげで、少々のことではぐらつきません。

 悲しいかな、たぶん、おれたちにはこの、イリュージョンな援軍がございません。たぶん使い切ってる。
 だから、ガチで当人同士が恋愛を維持していないと、簡単なことでぐらつきます。
 いままで二人で過ごしてきた時を振り返ると分かるのですが、ほんの些細なことでも、許されないんです。
 たとえば、三日メールが途絶えると(これはほとんどおれの方がサボってるケースなんですが(汗))、ここまで三年以上の気持ちの積み上げも一気に崩れかけることがありました。
 その三日が、三年分でさえ終わりにしてしまおう、という気持ちに働くんです。

 もちろん、はじめのしばらくは、おれたちを繋いでいるものの正体が、こんな脆いとは知りませんでした。
 お互いを「知る」ことに夢中だったので、そんな心配をする必要もなかったのです。

 やがて、お互いに、
「実は○○っておもってたでしょ?」
「うん! すごいなんでそこまで分かったの!?」
 なんて喜び合って、だんだんと、離れていても相手の心の内が分かるようになっていきました。
 あれは、こんなに、どう頑張っても会えないほど離れてしまって、それでも一緒に歩くという道を選べるようにするための準備だったように思います。
 どっちかに何か事情が起きれば、簡単に一週間とか音信不通になってもおかしくない二人です。
 それでも一緒にいたいなら、リンクが切れていても、手元に「相手の心」があるようにする必要があったんです。
 それがあれば、言葉を交わせない日があっても、歩調は合わせられる。それは可能でした。
 お互い、ほぼ相手がいま何を考えているか、感じ取れるようになっていたので、いつリンクが途絶えても、しばらくは持ちこたえられるようになってました。
 そして連絡再開した時、お互いがそれぞれ、ちゃんと自分の所で相手の心に合わせていたので、繋ぎ直しても歩調はちゃんと合っていてびっくりしたし、安心もしました。

 それはどうしても必要だったから、お互い身についたことでした。こんな三年以上付き合ってて一回しか逢ってないなんて二人はそうそういないだろうから、あんまり他にはないのかもれません。(ってか、あったら教わりたかったw おれたちは独学でこういう二人が歩くためのやり方を見つけ出してきたから)

 始めは不思議なほど、お互いが考えていること、感じている事を掴める事に面白がっていたけど、それが当たり前みたいになってくると、それを使って自分たちの繋がりの支えにすることが普通になって。

 だからやってこれたんだけど、だんだんと副作用も出てきました。
 他人が見たら、結構笑えるようなことが起こってます(笑)

 たとえば、きー。

『いま恭は○○をして忙しいはずだけど、そのことであたしにメールを中々できないことを気にも病んでる。きっと一杯一杯だから、あたしがここで「頑張って」ってメールすると励ましになるのは分かってる。でもメールしちゃったら、恭は必ずその返事を一生懸命書いて送ってくれる。いまの恭には○○に集中して、早く終えられるのが恭にとっても楽なことなんだから、結局、恭は寂しいかも知れないけどここはメールを送らないでおくのが、いちばん良い』

などともの凄い想像力を発揮した結果、何も言ってこなくなります。そうするとおれは、その○○をしながらも、

『きーは、おれの状況を分かった上で、色々考えて、いまは何もしないでおれに集中させることにしたように見える。だとすると「どうした?おれは大丈夫だよ」などとメールすると、きーには「忙しいのに気を遣ってメールしたんだな……」と、ちょっと申し訳ない気持ちが起こるはずだから、やっぱり全部終えた上で「終わったよ!ごめんね放っておいて(汗)」とメールした方がきーも気が楽だろう』


と考えて、メールしません。結果として二人とも音信不通が一日、二日続くことになります。

  あほか! おまえら二人、読み過ぎだろ!

 自分たちでもそう思うんだけど、ある程度相手の事が分かるようになってそれが当たり前になると、こういうことをやり出します。一方が裏を読むと、もう一方はその裏の裏を読む……。
 これは正常な恋愛なのか????

 こないだ。きーが、ちょっと熱があって喉が痛いので、風邪っぽいから病院に行く、と書いてきたことがありました。きーが熱を出して寝込むのはこれまでも何度かあったので、時計を見ながら、いまきーがどうなってるか大体見えます。
 病院から帰って、横になり、晩ご飯の時間帯は、きついけど頑張って起きて支度をし、洗いものをしてるはずです。終わったらもうしんどくて、すぐまた横になってるはずで、たぶん体力も気力も限度までいってる。
 きーはこういうときは、おれからの言葉を欲しがってるに決まってるんです。
 だけどよくよく考えてメールしないといけません。
 おれがメールすると、きーは嬉しくなって、もうしんどくてフラフラなのに、必ず気力を振り絞って返事を書きます。
 でもそれ、今夜のきーにとっては、ためにならないんです。寂しいなとか思っても、可哀想だけど、大人しく寝させて、早く風邪を治した方がきーのためなんです。
 夜も結構な時間になって、普通ならもうきーから何か言ってきてもいい頃なのにメールがない。
 だとすると、いよいよ今回はしんどさがきつく、寝ていても辛い状態の可能性が高い。
 おれは何も送らずにいました。
 少し迷ったけど、気遣ってる感をあまり出して、きーの体を動かす結果にしたくないので、軽い感じで

「大丈夫?熱はまだあるかな」

 とおくりました。その返事が来て、

「大丈夫」

 これはおかしいです。きーは、こういうとき、必ず、無理してでも「熱は何度あって、咳も出てるけど薬はもらってるから」とか付け足すはずなんです。「大丈夫」の三文字しか打ってこないというのは、それだけ打つのが精一杯ということです。もう布団の中でぐったりしながら何とかやっと打った三文字ということです。
 これにさらに返事を返すと、きーはまた何か書こうとするから、おれはやめました。
 きーはきーで、この三文字のあとおれが何も返してこないというのは、おれが上のように想像してやってるだろうと、分かってるので、寂しいけどこれ以上何か書いても、おれが心配しながらも動かない、ということを知ってますから、何も音沙汰がないまま次の日になりました。

 いまは、こういうミステリー小説みたいなことをお互いに普通にやってしまうようになって、相手のことを考え出すと、必ず、裏、裏の裏、裏の裏の裏……と果てしなく読み合うので、「相手のことを考えて行動するのはやめよう」という、実に変な約束をしています。

 必然性がないのに、おれたちみたいな年齢と立場で、中学生みたいな恋愛をすると、そこには二匹のタヌキさんが生まれ、化かし合いみたいな駆け引きめいたことに走り出します(笑)
恭です。

きーがしんどそうで。
でも、一方で、少し放置気味になってしまっている自分がいる。

気がついたら、言い訳ばかりしてます。
仕事が遅かったからずっと寝てた……
起きてすぐ出勤したのでブログを読んでない……

そして「ごめんね」を繰り返してる。

自分が嫌になるときがあります。
きーにとって、おれがいる意味。

おれにとってきーは必要で、実際に支えになってくれているけど、
きーにとってのおれはそうなってるのかな。

気が緩むとすぐ甘えに走る。
文句一つ言わないきーをいいことに、メールしないまま寝てしまう。

なんとか直していきます。

いまきーは、おれを必要としてるから。
そういうときに、おれの意味や値打ちがはっきりしてしまうから。

きーに水をあげなきゃ。

気がついたら職場に勤め始めて二十年近くになろうとしてます。

だけど、職場のデスクで初めて泣きました。パソコンに向かって……。

同室に二人同僚がいて、一応パーティションで区切られてるんだけど、知られるのが恥ずかしくてティッシュで拭いたけど、また涙が出てきて、こまってしまった。

おれは、名前の前に、めんどくさい肩書きがそれなりに付いているんだけど、この三ヶ月、職場に泊まり込んでまでやってきた作業に関しては、組織の中で最下層のヒラです。まあ、だからこういう仕事が回ってくるわけですよ(苦笑)

それが昨日の日曜でとうとう手を離れました。

この作業は、おれのいるユニット内の全15カ所の部署にリンクしている作業なので、おれがミスをすると、あちこちに迷惑がかかります。だから、全部署に関係するところをそれぞれ二重、三重にチェックして最終的に完全に間違いがないことを確認しました。

だけど、人間に絶対なんてない。これまで仕事をやってきて数え切れないくらいミスをしてきたので、それはよ~く分かってます。だから自分では、ここまでやったんだからまずミスはしてないと思うけど、やっぱり胸騒ぎは抑えられなかった。

気になってしまって、夜に目が覚めて、朝の三時に仕事に出ました。最後にもう一度チェックして、上司に終わった事を伝えるメールを書きました。ただし「各部署のヘッドにメールを飛ばして、それぞれの皆さんの部署について恭のやった作業に間違いがないかチェックし、もしミスっていたら、それはユニット全体に破綻が生じるので恭まで直メールを送るように連絡してください。連絡が来たところについてはすぐに修正作業をするんで」と伝えました。

全体をながめているおれにはちゃんとできているつもりでも、末端の各部署の側から見ると「ミスってるじゃん!」ということは充分あり得るわけです。だから、これがダメ押しのチェックで、ユニット全体の破綻を防ぐための保険になります。

まあ、ぶっちゃけ、おれはきょうはもう仕事がありません。パソコンを開いてこっそりフリーセルやってました(爆) いいよね? だってゴールデンウィークもほとんど出勤したし、そのうちの二回は職場に徹夜で泊まったんだから。

だけど、もしどこかのヘッドからメールが来たら、イコールおれがミスっていたということで、すぐ動き出さないとダメです。フリーセルやりながら、どきどきしてました。

そしたら会社が動き始めて三十分の九時に、大阪の部署からメールが!
え~~~!!!! あれだけ確認したのにやっぱりミスってたか!!!

どっと冷や汗が出ました。

やっぱり人間なんて当てにならない。まして自分なんてあてにならない。あれだけチェックしたのに、メールが来てしまった。おれはこれだけ場数を踏んでも、まだまともな仕事ができない人間なんだ……。

ただちに修正作業に入らないとだめです。
めちゃくちゃブルーな気持ちでメールを開きました。

  「恭様。 大阪○○グループ・リーダーの△△です。
  確認いたしました。間違いありません。ご苦労さまでした」

は?? 意味わかんない。どういうことだ?
そこへまたメールが!
また青くなってメールを開いた。

  「恭様。 つくば□□チーム・リーダーの▽▽です。
  確認いたしました。間違いございません。ありがとうございました」

訳が分からなかった。

それから二時間の間に次から次へと「確認しました」というメールが来ました。

その途中で、やっと分かりました。
あるヘッドだけ、おれの上司が各ヘッドに飛ばしたメールを引用してたので、そこで文面が分かったんです。

おれは「ミスってたら迷惑がかかるので連絡が欲しい」って上司に言いました。

しかし、上司は、各ヘッドに、今回の作業はユニットにとってある意味ピンチだったこと、おれが最後はGW返上でそれをカバーしたこと、一人で全部署について再三の確認を行っていることを説明した上で、

「間違っていたら恭さんにメールを。しかし、正しい場合でも確認したことを報告するメールを入れてください。できれば労に配慮してあげるように」

というメールを飛ばしていたんです。だからみんな「おれがちゃんと仕事した」ということを確認したよ、とメールをくれてるわけです。

全国の部署から来るメールに、おれはなぜか涙がこぼれてきました。かっこ悪いので抑えたところでまたメールが来るので、止まらなくて。

 携帯を取り出して、この数週間のメールを見てみた。ずっとほったらかしだったのに、きーは「頑張ってね」、「仕事に一生懸命取り組んでる恭は、あたしもうれしいよ」等々、励ましてくれてます。おれは、きーに、メールすると言って、約束を破り、すっぽかした日もたくさんありました。
 だけど、きーはその事を一言も責めたり愚痴ったりしなかった。ずっと応援してくれてた。

苦労が報われたことはこれまでもあったけど、こんなにはっきりと分かる形で表れたことはなく、仕事で泣いたのは初めてです。

色んな人にお礼を言いたいけど、一番最初だけはもう決まっています。

きーです。

きーがいてくれたから、この三ヶ月頑張ってこれた。ありがとう。