日本国憲法の「戦争放棄」を論じるときに、よく引き合い
に出されたのが、永世中立国・スイス連邦であった。
そして、「日本は、スイスに学べ!」というスローガンが叫ば
れた。
もっと言うと、「安保という名の下にアメリカの傘下にはいる
な。」だったのである。
しかし、臍曲がりな私は、当時、以下のように話していた。
中立であるためにはどうするか。
同盟国が居ないと言うことだから、なんかあった時、
どの国も助けに来ちゃくれない。
だから、自分の身は自分で守らなければいけないって事
で、スイスという国は軍事が凄いらしいよ。
毎日曜日、山に向かって、軍事演習してるって話だよ。
アルプスの少女ハイジがブランコ漕いでいる平和な風景は
ある意味、幻像。
日曜日は、山に向かって撃つ大砲の音がうるさいらしいよ。
と、伝聞ながら、以上のとおりだ。
当然の事ながら、これは遥か昔のこと、「日曜日毎の軍事演習」
の根拠は記憶にない。
で、本当のところどうなのだろう。