行ける時に、という事で渋谷までフェルメールに会いに行ってきました。
強風+雨の悪天候なのに渋谷は人がいっぱい過ぎでしんどかった
(まだ人ごみとかはダメなんです、、体調が、、、、涙)
でも夕方に美術館に入ったので入場者が途切れる事は無かったけど
フェルメールの来日で恒例の(?)大行列はなく絵の前でゆっくり立ち止まって見る事が出来ました。
フェルメールの30数点しかない絵のなかで男性が単独で描かれているのは今回来日した
「地理学者」
と
ルーブル美術館にある
「天文学者」
の2点のみ。
(↓ルーブル巡礼の様子)
そして2点とも同じモデル(?)と思われる男性(フェルメール研究によると実在の人らしい)が机の上で
作業している様子が描かれています。
後ろには地球儀とフランドル地方の地図
そしてお約束の左の窓から差し込む光と影
2枚でひとつの物語の様な気もしますが描かれた年代も別で大きさも全然違うので関係は無いとの事。
出来栄えも「天文学者」がフェルメールが力を思いっきり発揮していた時期のものに対し
今回の「地理学者」は多少衰えが出ていると文献で読んでいたので
実はそんなに期待していなかったのですが・・・・・・
とんでもない!
美術館を歩いて遠くにこの絵が見えた時に久しぶりに鳥肌が立ちました。
他にもレンブラントなどたくさんの17世紀フランドール地方(オランダ・ベルギーのあたり)の絵が
展示されていてそちらもとても素晴らしかったのですが
(イタリア、フランスなどの絵画と比べて17世紀オランダ絵画は本当に凄いです)
なんかフェルメールだけはさらに別次元というかすごい存在感、本当に輝いてました。
早速、お土産を買ってきました
もう部屋の壁がフェルメールで埋め尽くされてます
そして、美術館にチラシがありました。
冬にまたフェルメールが3点来るそうです。
目玉はアムステルダム国立美術館にある「青衣の女」
これは現地でみました(&↓お土産のレプリカもこの通り)
それとワシントン・ナショナルギャラリーにある「手紙を書く女」(これも巡礼済み)
最後にアイルランド・ダブリンにある「手紙を書く女と召使」
これは以前デルフトで自分がその絵の中に入った経験はあるものの(笑)
実際に行くにはハードルがかなり高い場所だったので絶対見に行きますよ~