米は

陽性のもので、

これを常食すれば

勇気が出る。

そして陽気である。

 

 

麦は

陰性のものであるため、

陰気になる傾向がある。

くよくよしたり、

いつも泣き言を並べたりする

ようになるのは

このためである。

 

 

野菜を食えば

仁の心が養われる。

 

魚類を食えば

智慧がわく。

ゆえに魚類も

月に一度や二度は

かならず

食わねばならない。

 

 

米と

野菜と

魚類とで、

勇、仁、智となる。

 

 

肉というものは一度、

草や野菜等を喰って、

その栄養素が

肉となったのであるから、

あまり栄養もない。

そして

肉によって養われた

細胞は弱い。

 

 

 

 

 

米は食料となるまでに

八十八回の手数が

かかるのである。

 

 

 

玄米食

 

 

玄米食の

効果のあることは、

その文字から見ても分かる。

白米と書いて

粕(かす)と読む。

糠(ぬか)は

米へんに康(やす)と

書くではないか。

 

 

玄米を煎って粉にして、

ハッタイ粉として

玄米パンを作って

食するのが

一番よいのである。

 

 

                             (出口王仁三郎)

 

---------------------------------

 

 

ちなみに

シュタイナーは

米は消化が良いので、

思考作業に使う力が

とどまる

と言っています。