稀有な

有機形成物

血液

 

 

 

血液の中には、

最高度に養分を

濾過されたときにのみ

組み込まれるような

諸過程を持っています。

 

 

その場合の血液は、

自我の道具で

在り得るために、

常に物質的=化学的な

諸過程をつくり出そうと

しています。

 

 

そして他方では、

同じ血液は

外界のどんなところでも

存在し得ないような

内的な過程を持って

います。

 

 

その点では血液は

外から最も保護された

存在です。

血液はこの働きのために、

血液過程に

組み込まれている

他のすべての過程を

動員します。

 

 

そして

生体の深みから生じてくる

もっとも精妙な諸過程と、

血液循環の中で

外界の法則を保持している

物理学的=化学的諸過程

とを結び合わせるのです。

 

 

血液の中には、

物質的=化学的な

無機物過程も働いて

います。

 

 

この過程は

私たちの自我が

物質界に関わるために

必要なのです。

実際にそれは

赤血球の中に見出せます。

 

 

人間は血液の中に

物質的=感覚的な世界の

中でも生きている

自我の道具を

持っていることによって、

自らを物質的=感覚的な

存在にしているのです。

 

 

感覚的世界の

印象によって

思考内容をつくり出し、

感情を燃え立たせ、

そして

意志衝動を生じさせる

魂のいとなみの全体は、

それが

意識的な自我のいとなみ

である限り、

すべての血液系の中に

その道具を見出せます。

 

 

直接的に

物質的=感覚的な世界と

そうでない世界との

出会いが、

このような仕方で

生じる例は

血液の他にはありません。

 

                   (ルドルフ・シュタイナー)

 

 

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血の色は

心の色である。

赤き心などと

昔からいうが、

赤血球は

霊そのものである

と言うてもよい。

 

 

心の変化は

すぐ血の色に

影響するのもので、

羞恥の念がおこると

いっぺんに

顔色が赤くなり、

心配事に遭遇すると

蒼白色になる。

その度ごとに

血液は

色を変ずるのである。

 

 

ふとした出来事より

悪漢が善心に立ちかえる

ということがあるが、

その時はパッと一度に

血液が色を変ずるので、

面が輝いてくるのである。

 

 

 

霊と血

 

霊は血液を

機関としていることは

毎度いうとおりである。

水死者などが

死後数十時間を

経過したる後、

父母兄弟など身寄りの

者の来たるときは、

鼻孔等より血液の

流れ出ずるものである。

これは

霊と霊との感応作用が

おこるからである。

 

 

                             (出口王仁三郎)

 

 

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ヒポクラテスは

血液が汚れているのが

全ての病気の原因

と言いました。

 

漢方は

腸の汚れが

全ての病気の原因

と言っています。

 

つまり、

血液をきれいにする

ための方法が

腸をきれいにする

ということですね。