明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします❤

2016年お節料理から始まりました。





一の重

黒豆金粉のせ
紅白蒲鉾
くわいの旨煮
栗きんとん
八幡巻き
たたきごぼうの韓国風
数の子
ゆず釜イクラ





二の重

煮しめ
海老の鬼殻焼き
梅花なます





三の重

里芋の三色揚げ
おぼろ昆布のほうれん草巻き
伊達巻
鰹の香草パン粉焼き
八幡巻き

四の重

焼豚
梅花リンゴ羹
野菜のテリーヌ
梅花イクラ





お節料理は1日では作りません。

28日の夜に黒豆からゆっくり仕込んでいきます。
29日には黒豆を煮ながら使用する材料の下ごしらえをします。
30日には殆どの材料を作り始めます。
31日には最後の焼き物や盛り付けをしていきます。

4日に分けて作るのでお掃除や他の用事をしながら作る事が可能になります。

今回趣向を変えて作るつもりで沢山作ってしまい4重になってしまいました~

一の重や二の重はお節料理は意味や願いが込めらていますよ。
若い方は知らない方もいるかも?!

お節料理は家族の幸せを願う縁起ものの料理です。
五穀豊穣や安全と健康などの祈りが込められています。

代表的なものを取り上げました。


〈黒豆〉→マメは丈夫、健康を意味する言葉です。マメに働く等お節には欠かせない料理

〈数の子〉→子孫繁栄

〈たたきごぼう〉→土の中に細く長く根を張ることから長寿と健康のしるし。堅実に暮らせるようにとの願い

〈海老〉→腰が曲がるまで長生きするように

〈くわいの旨煮〉→くわいの芽が出ている様子からめでたいとして縁起の良い食材にされています。

〈栗きんとん〉→きんとんは宝物に例えられ豊かな生活や金運アップを願う

〈れんこん〉→沢山穴が空いてることから先の見通しが良くなるように

〈紅白蒲鉾、紅白なます〉→紅はよろこび、白は神聖を意味している。新しい出発をお祝い

〈田作り〉→稲が沢山取れますようにと五穀豊穣を願う

〈伊達巻〉→伊達とは華やかさ、派手さを表し巻物に似た形から書物に見立て、知恵が増えるようにと文化の繁栄を願う

〈昆布巻〉→よろ〈こぶ〉にかけてみんなで仲良くしようという願い

最近はお節を購入される方も多いようです。
こればかりは作らないと全く分からないですよね。
日本の伝統食なので是非少しずつでも挑戦してみて下さいね。

教室でも基礎コースでおせち料理を取り入れています。

おせち料理の中でも特に重要なものを作ります。

黒豆、栗きんとん、伊達巻き、田作り、数の子、たたきごぼう、紅白なます、煮しめ等

それぞれの料理のコツや実際に作る上でのスジュール等もご指導させて頂きます。

最終的には見た目にも美しく見えるようにお重に詰め合わせていきます。


ご興味のある方は4月から始まる基礎コースで新たに募集をしておりますので良かったらどうぞ❤

お付き合い頂きまして有り難うございます~

本年もどうぞよろしくお願いいたします❤