最終章
の前に今日も蹴って来ましたよ。
ポノ、ノボ、フナミン事、舟見先輩。劇団では先輩。
![姜暢雄オフィシャルブログ「今日は姜の風が吹く」Powered by Ameba-P2010_0508_200545.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20100508/21/kyo-nobuo/db/f3/j/t02200293_0240032010532443784.jpg?caw=800)
でもぉ~歳は同い年。
俺、タメ口。
はい生意気ぃ!
と言う訳で始めますよ。
『姫路城・・・オカンと僕とドキドキオカン』
最終章。
僕達は玄関と言う魔の入り口をあけました。
目の前に現れたのはやっぱり・・・オカン。
その顔は、よそ行きの化粧顔にまんべんの笑みで、この世の全てを吸い込むかの如く大きな口を開け。
『クォーンニィーチウワァー』と雄叫びを浴びせてくるではありませんか!
先制攻撃。
そのオカンの戦闘服は
クルクルまかれたトグロ頭!
アバターも顔負け!今にも飛び出しそうな、鳥の大群衆のTシャツ!
そして天国にまでも伸びるであろうスパッツなのかトレパンなのか分からないズボン。
野生化した裸足を隠すためか、まるで獣を蹴り殺したかのような、はみ出た真っ赤かの爪。
この姿、神話に出てくる怪物よりもそれはそれは恐ろしい姿でした。
彼女は完全に気圧され気味。そりゃそうっすよね。
ここは何とか早く自分の部屋に行かなくては!!
言葉を発しようとした瞬間!!
あのパーマネントは、彼女を連れてリビングに連れて行こうとしてる!てかリビングにもう入ってる!
リビング!!
そこはパーマネントの巣。
一度入るとなかなか出れない。
『お名前なんていうの?』
『どっから来たん?』
『お家はどこぉ?』
『高校は?』
『のぶ君と同い年?』
のぶ君・・・この言葉を発する時のパーマネントはかなり興奮してる証拠。
何故なら、その昔、玩具店で駄々をこねた時。
『のぶ君
お家にいっーぱいおもちゃあるやろお?明日買ってあげるからね
』
渋々、車に乗った瞬間!
横から鉄拳制裁
まさにボッコボコ![プンプン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/140.gif)
『あんたぁ~!!えぇ加減にせなしばくでぇ~!』と言いながらしばく始末。
それくらい興奮状態!!
これは、一刻も早く連れ出さないと。
彼女に『部屋行こか?』と僕は彼女にサッカーで培ったアイコンタクト!
彼女も待ってましたと言わんばかりに素早く立ち僕達はやっとの思いで部屋へ逃げ込むことが出来ました。
めでたし、めでたし。
なんて、そこは恐るべし、パーマネント。
そうは、問屋が卸しません。
しばらくふたりっきりの時間を過ごした後、パーマネントの雄叫びが!
『のぶく~ん
お紅茶が入ったから飲むぅ~?』
お紅茶?今、お紅茶って?
上流階級のお言葉なんて我が家で聞いたこと無いザマスよ。僕ちん。
しかもパーマネントのクルクル頭の中では、
上流階級=東京になるらしく、たどたどしい標準語。
『欲しかったら取りに行くし。もぅええから!ほっといて!!』
彼女の前で『のぶ君
』なんて言うなんて、普段もそう言われてると思われるやんけぇ~!!
更に、部屋をノックする音が、パーマネント登場!!
『ケーキ買って来てるからお紅茶と一緒にどう?』
・・・さっき食べたのに。
でも優しい彼女は嫌な顔一つせず『有り難うございます。頂きます。』
なんて出来た子でしょ。
パーマネントからお盆を貰うと、
ケーキ![ケーキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/333.gif)
![ケーキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/333.gif)
3個。
お紅茶![ラーメン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/192.gif)
![ラーメン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/192.gif)
3杯。
???1つ多いぃ
!!
『なんで?おばはん!!
(僕は母をおばはん。父をおっさんと呼びます。)リビングで食えやぁ!!』
『一人で食べたらなぁ!!どんな上手い物も美味しないで!!』
母よ、今になってその言葉が身に染みます。
その後、俺、彼女、パーマネント。世にも不思議な三者面談。
彼女の質問もひとしきり終えた後、やっと巣に帰りました。
ふぅ~。と時間を見ると彼女の帰る時間。
『あっもう帰らなあかんわぁ』
僕は、密かに今日、もしかして、キ・キ・キキキキッスなんてするのかな??
と思ってたんですがね。
何もなく駅まで送りました。
奇しくも僕の下心は泡となって消えたわけです。
家に帰るとパーマネントがさっきのお母様が何処へやら。
『あんたっ!子供が子供作ったら承知せぇへんでぇ!!』
極道の妻ばりのドスのきいた声で一喝!!
オカンよ。何処まで想像してるんすか??
先行き過ぎ。
その夜。
オシム似の父が『わしが今度、二人、飯連れてったるわい!姫路の韓国料理で上手いとこあんねん。』
とか
『さくらんぼ狩り、梨狩りも行かなあかんのぉ
』
僕、言いました。
『・・遠慮しときますわ』
なんて話でした。
指疲れたわぁ。
あとがきですが、その彼女はオカンをえらく気に入ったようで、よく家に来てました。
今では結婚もされて幸せな家庭を築いてるようですがたまに『オバチャンとおっちゃん元気??』と気に掛けてメールくれます。
良く出来たお嫁さんですねぇ。
長文でしたが、拝読して頂き有り難うございました。誤字脱字ありましたら、許してぷり。
では、皆様に良い夢を!
おやすみなさい。
ポノ、ノボ、フナミン事、舟見先輩。劇団では先輩。
![姜暢雄オフィシャルブログ「今日は姜の風が吹く」Powered by Ameba-P2010_0508_200545.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20100508/21/kyo-nobuo/db/f3/j/t02200293_0240032010532443784.jpg?caw=800)
でもぉ~歳は同い年。
俺、タメ口。
はい生意気ぃ!
と言う訳で始めますよ。
『姫路城・・・オカンと僕とドキドキオカン』
最終章。
僕達は玄関と言う魔の入り口をあけました。
目の前に現れたのはやっぱり・・・オカン。
その顔は、よそ行きの化粧顔にまんべんの笑みで、この世の全てを吸い込むかの如く大きな口を開け。
『クォーンニィーチウワァー』と雄叫びを浴びせてくるではありませんか!
先制攻撃。
そのオカンの戦闘服は
クルクルまかれたトグロ頭!
アバターも顔負け!今にも飛び出しそうな、鳥の大群衆のTシャツ!
そして天国にまでも伸びるであろうスパッツなのかトレパンなのか分からないズボン。
野生化した裸足を隠すためか、まるで獣を蹴り殺したかのような、はみ出た真っ赤かの爪。
この姿、神話に出てくる怪物よりもそれはそれは恐ろしい姿でした。
彼女は完全に気圧され気味。そりゃそうっすよね。
ここは何とか早く自分の部屋に行かなくては!!
言葉を発しようとした瞬間!!
あのパーマネントは、彼女を連れてリビングに連れて行こうとしてる!てかリビングにもう入ってる!
リビング!!
そこはパーマネントの巣。
一度入るとなかなか出れない。
『お名前なんていうの?』
『どっから来たん?』
『お家はどこぉ?』
『高校は?』
『のぶ君と同い年?』
のぶ君・・・この言葉を発する時のパーマネントはかなり興奮してる証拠。
何故なら、その昔、玩具店で駄々をこねた時。
『のぶ君
![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
渋々、車に乗った瞬間!
横から鉄拳制裁
まさにボッコボコ
![プンプン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/140.gif)
『あんたぁ~!!えぇ加減にせなしばくでぇ~!』と言いながらしばく始末。
それくらい興奮状態!!
これは、一刻も早く連れ出さないと。
彼女に『部屋行こか?』と僕は彼女にサッカーで培ったアイコンタクト!
彼女も待ってましたと言わんばかりに素早く立ち僕達はやっとの思いで部屋へ逃げ込むことが出来ました。
めでたし、めでたし。
なんて、そこは恐るべし、パーマネント。
そうは、問屋が卸しません。
しばらくふたりっきりの時間を過ごした後、パーマネントの雄叫びが!
『のぶく~ん
![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
お紅茶?今、お紅茶って?
上流階級のお言葉なんて我が家で聞いたこと無いザマスよ。僕ちん。
しかもパーマネントのクルクル頭の中では、
上流階級=東京になるらしく、たどたどしい標準語。
『欲しかったら取りに行くし。もぅええから!ほっといて!!』
彼女の前で『のぶ君
![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
更に、部屋をノックする音が、パーマネント登場!!
『ケーキ買って来てるからお紅茶と一緒にどう?』
・・・さっき食べたのに。
でも優しい彼女は嫌な顔一つせず『有り難うございます。頂きます。』
なんて出来た子でしょ。
パーマネントからお盆を貰うと、
ケーキ
![ケーキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/333.gif)
![ケーキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/333.gif)
![ケーキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/333.gif)
お紅茶
![ラーメン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/192.gif)
![ラーメン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/192.gif)
![ラーメン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/192.gif)
???1つ多いぃ
![長音記号1](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/179.gif)
『なんで?おばはん!!
(僕は母をおばはん。父をおっさんと呼びます。)リビングで食えやぁ!!』
『一人で食べたらなぁ!!どんな上手い物も美味しないで!!』
母よ、今になってその言葉が身に染みます。
その後、俺、彼女、パーマネント。世にも不思議な三者面談。
彼女の質問もひとしきり終えた後、やっと巣に帰りました。
ふぅ~。と時間を見ると彼女の帰る時間。
『あっもう帰らなあかんわぁ』
僕は、密かに今日、もしかして、キ・キ・キキキキッスなんてするのかな??
と思ってたんですがね。
何もなく駅まで送りました。
奇しくも僕の下心は泡となって消えたわけです。
家に帰るとパーマネントがさっきのお母様が何処へやら。
『あんたっ!子供が子供作ったら承知せぇへんでぇ!!』
極道の妻ばりのドスのきいた声で一喝!!
オカンよ。何処まで想像してるんすか??
先行き過ぎ。
その夜。
オシム似の父が『わしが今度、二人、飯連れてったるわい!姫路の韓国料理で上手いとこあんねん。』
とか
『さくらんぼ狩り、梨狩りも行かなあかんのぉ
![長音記号1](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/179.gif)
僕、言いました。
『・・遠慮しときますわ』
なんて話でした。
指疲れたわぁ。
あとがきですが、その彼女はオカンをえらく気に入ったようで、よく家に来てました。
今では結婚もされて幸せな家庭を築いてるようですがたまに『オバチャンとおっちゃん元気??』と気に掛けてメールくれます。
良く出来たお嫁さんですねぇ。
長文でしたが、拝読して頂き有り難うございました。誤字脱字ありましたら、許してぷり。
では、皆様に良い夢を!
おやすみなさい。