昨日は、高野山東京別院にて
”阿字観(あじかん)”を体験してきました。
まず、はじめに、入堂の際に、塗香(ずこう)となるものを
全身のお清めのため、手のひらに擦り込みます。
白檀と桂皮、あと一種類(名前が不明)が調合された
もので、何とも芳しいものでした。
白檀は、精油では、サンダルウッドの名で知られていますが
仏像などの彫刻や、昔より儀式でもよく使用されており
日本人にもなじみのある香りですよね。
以前は、この香りはなんだか苦手だったのですが、
最近は、ラベンダーの次に好きな香りとして
よくブレンドして使用しています。
冬の時期は、声枯れにも良いそうで、芳香や
リフレッシュナーとして重宝します。
と、話しがついついそれましたが、
阿字観は、座禅と違って、
呼吸法や発声の仕方、瞑想の入り方を導いてくださります。
一番楽な姿勢で行うというところも、
リラックスしてできるので、大変心地良い時間を
味わうことが出来ました。
その呼吸法、
『鼻からゆっくり息をお腹へ吸って、ゆっくり口から吐き出す』
精神を落ち着かせるには、もってこいの呼吸法。
昨今話題の免疫力UPの本にも掲載されています。
気持ちに余裕がないと感じたときにも、是非お勧めします。