はじめに…
ようこそ。この物語に出逢ってくださいましたこと、心より感謝申し上げます。
インディゴチルドレンの私のために、私の元にやってきた彼。今世では親子という形でめぐり逢い、人生で本当に大切なことを氣づかせてくれるため… 私を成長させるため…
としか思えないようなドラマティックなストーリーが次々と展開していきます。
どうぞお楽しみいただけましたら幸いです。




 

" Transit "

第1章 ⑱

【幼馴染の優しくて温かいサプライズ】

  

引越しの準備やら、

お世話になった方への挨拶やら、

高校入学準備やら、

幼稚園や小学校時代の友達と会ったり…   


何かと目まぐるしい春。 

 

 

 

そんな高校入学前の3月の終わり、

1歳からの幼馴染の2人とそのママたちが、

高校合格祝いを兼ねて、

一泊の伊豆旅行を計画してくれた。 

 

幼稚園前からの幼馴染で

一緒の幼稚園に通い、

一人の男子は小学受験で東京に、

もう一人の女子とは小学校まで一緒だったが、

中学受験で東京に、

そして今回、

ウチの息子の高校入学のタイミングで。

 

NZ留学の時にも成田までお見送りに来てくれた

幼馴染とママたち。  

 

 


  幼稚園入園式にて 幼馴染と

 



本人にはサプライズということで、

私は彼を騙して連れて行くことになった。 

 

幼馴染の2人とママたちの4人は一足先に

伊豆のホテルで待っていてくれた。 

 

 

横浜の知り合いの家に行くという設定で

車を走らせていると、 


「横浜にしては遠くない?

 こんな道だった?」 


と、さすがに海岸沿いの道で何度も言われたが、

何とか彼らの待つホテルまで、

バレずに着いたのだ。 

 

 

 

駐車場に着くと、


「えっ? どこ?」

 

不思議そうに車から降りると、

懐かしい顔の2人が、

 

「おめでと〜〜〜」 

と、ニコニコ笑いながら現れた。 

 

「えっ? 何でいるの? 

   ココはどこ? 何?何?」 

 

訳がわかっていない彼は??? 

何が何だかさっぱりわからない状態で 笑笑

どうやら、大成功だったようだ。  

幼馴染の2人も大成功に喜んでいた。

 

  


お部屋に入って、

ママたちからも改めて、

おめでとう!と言われ、

やっとサプライズ企画を理解したのか

嬉しそうだった。 


本当に一緒に喜んでくれて、

こんな企画までしてくれて、

一緒にお祝いしてくれるなんて、

有難い。


久しぶりに会う子供たちは、

まるでいつも一緒にいるかのように

すぐに兄弟みたいに打ち解けて

早速遊びに出かけていったのだ。 

 

その後も…

ママ友が分単位で入れていた

アクティビティを全てこなす子供達 笑笑  

テニス、プール、卓球、カラオケ…

 

  

 

ママたち3人はというと、

お酒を飲みながらお部屋で寛ぎながら

おしゃべりタイムに花が咲いていたのだった。

(一人はノンアルで)  

 



 

ヘトヘトになりながらも

楽しんでアクティビティーをこなし、

全員揃って夕食タイム。 

 

 



 

その後もまたアクティビティーをこなし、

カラオケを楽しんでお部屋に戻った。 

 

 

 

子供達また3人でケラケラと笑いながら

お部屋で遊んでいた。 

 

 

そしてママたちもまた、

美味しいお酒を飲みながら(一人はノンアル)

話が尽きない楽しい夜を過ごしていた。

 

 


海の上に浮かんでいる美しいお月さまが

まるで私たちみんなの前途を

祝福してくれているようだった。 

 



 

 

 

子供たちを通して出会った

大好きで大切な人たち。  

 

どんなに長い時間会わなくても

会った途端にあの幼き頃のように

違和感なく仲良く話している子供達。 

みんな一人っ子だからなのか、

兄弟のように。

 


 



 

これから、それぞれの人生を

どんな風に歩んでいくのだろう。 

どんな大人になるのだろう。


どうかずっと仲よしの幼馴染で、

3人とも幸せな人生を歩んでいきますようにキラキラ


 


 

15の春は、

優しくて温かくて愛に溢れて、

夢と希望に満ちていた。






 
つづく。。。 
 
 
  
 

à bientôt!ウインク