はじめに…
ようこそ。この物語に出逢ってくださいましたこと、心より感謝申し上げます。
インディゴチルドレンの私のために、私の元にやってきた彼。今世では親子という形でめぐり逢い、人生で本当に大切なことを氣づかせてくれるため… 私を成長させるため…
としか思えないようなドラマティックなストーリーが次々と展開していきます。
どうぞお楽しみいただけましたら幸いです。


 
 

" Transit "

第1章 ③

【まさか… 青天の霹靂とはこういうことか⁉️】

 
 

ママ〜〜〜
 

と、キラッキラの瞳で、
まるで宝物をみつけたかのような勢いで、
車に乗り込んできたのは、
小学5年生の終わりを迎える3月のことだった。





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なかなか2階から降りてこない朝。。。 
 
 

珍しく、というか、初めて、
おなかが痛いから学校を休みたい。
 
と。
  



無理をさせるつもりもないので、
そのまま休ませることに。
(ただ、この日から受講スタートする運器講習の会場が我が家のサロンだったこともあり、
今日から新しいお勉強をすること、
先生やお客様がみえるので2階でおとなしくしていること。を約束の上で。)
 


さすがに午後は飽きたのか、
講習を受けているところに来てしまい、
だが、おとなしく真剣に⁈ 先生の話を聴いている。 



そして次の日の朝も、
学校お休みしたい、と言われ…
でもキララには行きたいと。。。
 


私は、学校で何か嫌なことがあるのか、
イジメ?何? と焦る氣持ちを抑えながら、
穏やかにできる限り優しく聴いた。 
 


イジメもないし、友達関係も全く問題ないし、
勉強もわからないところはない…
というのだ。
   


え???なのに何故???   
  
  

もう8年も行ってるから。



えっ??? 
 
(確かに幼稚園から8年通っているけど…)
 
 

あのね、小学校は6年生まであるのよ!
日本はそういうシステムだから。
あと1年は小学校に行かなきゃいけないの!
  
 

学校… 行くと息苦しくなる。
でも… ママがあと1年どうしても我慢して行って、
というなら我慢できるかもしれない。 
 


え??? 
 
(私の中で感じていた"何か"が崩れ出した瞬間に)



辞めちゃおう!学校! 
 
考えるより先に言葉が出ていた。



いいの? 

と緊張していた顔が弛んで明るくなった。 
 


息苦しいところに
我慢してまで行かなくていいわよ! 
どういう時が一番息苦しくなるの? 
 



学校の先生ってそんなに偉いの? 

休み時間に文房具で遊んじゃダメなの?

文房具は文房具以外に使うのはダメなの? 

僕だけいつも怒られる。。。 

制服のシャツがズボンの後ろから出ちゃうと
毎日怒られる。 
 
うるさい人を注意したら僕だけ怒られる。
 

 
 

私の感じていた"何か"が繋がった。
 



このまま通い続けていたら一番大事な、
一番大切にしてきた感性を潰されてしまう
氣がする。
 
だからといって誰かのせいにしたいわけじゃない。  
ただ、この子には合わないのだ。
制服も。
校風も。 

大人の都合や社会の理不尽さ、ズルさ、
汚さを敏感に察知してしまっているのが
私には理解できていた。
昔、私自身がそれを感じて周りに合わせて、
我慢し続けた頃が蘇る。 

私は、イイ子を演じ続けて中1でカラダが壊れた。
血尿が出て毎週病院に通っていたのだ。 
  
潰される前に助けなきゃ。。。 
  
小学校中退なんてなかなか面白いじゃない!

 

 
わかった! 
学校辞めよう! 
大丈夫!パパにはママが話すから! 


 
 
つづく 
 
 
 
 


À bientôt!ウインク