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家康の遺言で建てた京都の東照宮
本日で、大河ドラマ『どうする家康』が最終回を迎えます。
家康といえば京都にも大変関わりの深い人ですが、実は家康は遺言で京都に廟所をつくってほしいと残しています。
それが、南禅寺の塔頭である金地院の東照宮。
『徳川実紀』によると、
自分の遺体は久能山に納め、増上寺で葬儀を行い、大樹寺に位牌を納め、一周忌が過ぎてから日光にお堂を建て、京都には金地院にお堂を建てること
と遺言したとされています。
というわけで、家康が遺言に残した廟所は
久能山・日光・南禅寺金地院 の3ヶ所。
つまり、南禅寺金地院の東照宮は、久能山東照宮や日光東照宮と並んで由緒正しい東照宮だったのです
家康の死後は、多くの大名家が東照宮を造営したこともあって、約700社が創建されたとされていますが、現存するのは約130社。
その中でも、家康が自ら遺言で残したのは3ヶ所のみだったようです。
↑南禅寺の水路閣
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