京都の穴場195 紆余曲折の伏見城(伏見区) | 京こね☆ニュース

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1596年7月13日、京都でマグニチュード7.5程度とされる大きな地震が起こりました。

 

慶長伏見地震と呼ばれ、死者は1,000人以上ガーン

 

そのうち、完成間近の伏見城(指月城)の天守が倒壊し、城内だけで約600人が圧死したとされていますえーん

 

さて、「伏見城」と呼ばれるものが数種類あるのをご存じでしょうかはてなマーク

 

まず、豊臣秀吉が伏見に建てた「指月城(しげつじょう)」は、慶長伏見地震で倒壊。 この木材を使ってすぐ近くに立て替え直されたのが「伏見城」で、秀吉はここで亡くなっています。

 

そして、その後の関ヶ原の戦いの前哨戦で「伏見城」は焼失し、それをまた立て直したのが徳川家康です。 家康はそこで征夷大将軍の宣下を受けているのですが、3代将軍・家光が宣下を受けた後に廃城になっています。

 

わずか30年ほどの間に、倒壊・焼失・廃城を繰り返すという紆余曲折の歴史があります。

 

さてさて、現在、伏見桃山城があるのをご存じでしょうかはてなマーク

 

この天守閣は昭和39年にオープンした遊園地「伏見桃山城キャッスルランド」のシンボルとして、全国のかっこいいお城のデザインの良いとこどりで設計されたそうですびっくり

 

遊園地は平成15年に閉園。 周囲は伏見桃山城運動公園として整備され、天守閣も残されています。

 

残念ながら城内に立ち入ることはできませんが、公園から散策しながら眺めてみてはいかがでしょうおねがい

 

 

 

<アクセス>

●近鉄「丹波橋」下車、徒歩約15分

 

 

 

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