7月10日。 710年 なんと立派な平城京 ということで、京都と奈良を結ぶお話です(こじつけ
)
明治時代、たった9年で廃線となった鉄道がありました。
京都府の南、加茂と奈良を結んだ関西鉄道。 明治31年、加茂駅から奈良の大仏(東大寺)の最寄り駅「大仏駅」までの約10kmを結んでいました。
翌年には奈良駅まで延長され、東大寺へ行く参拝客で大賑わいであったそうです
しかし、起伏が多い路線。 急な坂のトンネルでは、イギリスの最新鋭の蒸気機関車でも走行は困難で、坂の途中で止まってしまった時は、乗客が降りて押していたのだとか・・・
そして、明治40年に平坦な現在のJR関西本線が開通し、客が減少してしまったため、わずか9年という短さで廃線となってしまいました
その短さから「幻の大仏鉄道」と呼ばれています。
さて、出発駅であった加茂駅には、現在も蒸気機関車の動輪が展示されています。
「大仏鉄道」の当時の資料は乏しいようですが、加茂駅周辺にはレンガ造りの橋脚や隧道などが残っているので、興味のある方はハイキングをしてみてはいかがでしょう
<アクセス>
●JR「加茂」下車すぐ
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